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期待外れの日銀金融政策決定会合で円高

【著者】

円独歩高

金曜日の海外時間には、東京時間の日銀金融政策決定会合後に円高が進んだ流れを受けて、米長期金利が低下する中円買いがさらに進みました。

欧州時間、東京時間に大きく動いたことや、米長期金利が一旦安定したことからドル円は103円台半ばを中心としたレンジ取引となりました。一方対ユーロでもドル売りが優勢となったことから、ユーロドルは1.1110台まで上昇し、ユーロ円は東京時間直後の114.30円台から115.30円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米・第2四半期GDP(速報値)が予想を下回ったことから米長期金利が急反落する展開となって、全般的にドル売りが強まり、ドル円(USD/JPY)は102.30円台まで、ユーロ円(EUR/JPY)も114.30円付近まで下落し、ユーロドル(EUR/USD)は1.1190台まで上昇しました。この間原油相場が上昇したこもユーロドルの買いを後押ししたと考えられます。

NY時間午後にはいっても、米長期金利の低下が続く中円が一段高となって、ドル円は101.90円台まで、ユーロ円は113.80円台まで下落幅を拡大しました。

今日の海外時間にはユーロ圏・7月製造業PMI、英・7月製造業PMI、米・7月ISM製造業景況指数、米・6月建設支出の発表が予定されています。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト