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ダドリーNY連銀総裁「未だ若干のスラック」で米金利低下

【著者】

ドル円は100円ばさみ

昨日の海外時間には、ダドリーNY連銀総裁が労働市場に前向きな発言をしましたが、「未だ若干のスラック」と述べたこともあって米長期金利が反落し、ドル売りが優勢となりました。

欧州時間序盤、99.80円台まで下落したドル円は、米長期金利が上昇を始めたことから100.10円台まで反発しました。その後発表された英・7月小売売上高指数が予想よりも良い結果だったことからポンド買いが強まるなか円売りが強まって、ポンド円は132.20円台まで急騰し、ドル円は100.50円付近まで、ユーロ円も113.60円台まで上昇しました。この間ユーロドルは1.1320台を中心とした狭いレンジ内の取引となっています。

NY時間に入って、ダドリーNY連銀総裁が「労働市場の状況は引き続き改善している」「強い雇用統計が景気原則懸念を和らげる」などと労働市場に対して前向きな発言をしたことから米長期金利が上昇しましたが、ドル買いには繋がりませんでした。

その後ダドリー総裁が「雇用の伸びは力強いが、未だ若干のスラックも」と述べると、米長期金利が急反落したことからドル売りが優勢となって、ドル円は99.80円台まで下落し、ユーロドルは1.1360台まで上昇しました。この間ユーロ円は113.10円台まで下落したあと113.60円台まで反発しています。

東京時間午前、日経平均が上昇したこともあって円売りが強まりました。

今日の海外時間には、独・7月生産者物価指数の発表が予定されています。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト