第1回大統領候補者討論会はクリントン氏優勢でリスク選好

フィッシャー・米FRB副議長の講演に注目

昨日の海外時間には、原油相場が上昇する中米長期金利が低下してドル売りが優勢となりました。

欧州時間、序盤から各国株価が下落する中米長期金利も低下して円買いが優勢となって、ドル円(USD/JPY)は100.30円台まで、ユーロ円(EUR/JPY)は112.80円台まで下落しました。この間ユーロドル(EUR/USD)は、発表された独・9月IFO景況指数が予想よりも強い結果だったこともあって全般的なドル安の中1.1250台まで上昇しました。

NY時間序盤は全般的にドルの買戻しが優勢となって、ドル円は100.50円台まで反発し、ユーロドルは、1.1270台まで上昇幅を広げたあと1.1240台まで反落しました。しかしその後原油相場が上昇する中再びドル売りが優勢となってドル円は100.20円台まで下落し、ユーロドルは1.1270台まで上昇しました。

NY時間午後に入ると原油相場が上げ渋る展開となったこともあってユーロに利食い売りが入って、ユーロドルは1.1250付近まで下落したあともみ合いとなりました。またドル円は100.20円台を中心とした狭いレンジ取引となりました。

今日の東京時間には、日経平均が下落したことことから円買いが強まって、ドル円が100.00円台まで下落する場面もありましたが、米大統領選挙候補者の討論会で、クリントン氏が優勢と見られたことから安心感が広がって日経平均と米長期金利が上昇したことから円売りが強まっています。

今日の海外時間には、米・7月S&P/ケースシラー住宅価格指数と米・9月CB消費者信頼感指数の発表があるほか、フィッシャー・米FRB副議長の講演が予定されています。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト