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英紙「メイ首相単一市場撤退の意思」との報道でポンド売り強まる

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リスク回避で円買いも

金曜日の海外時間には、米長期金利が上昇してドル買いが強まる場面もありましたが、NY時間午後には米長期金利が反落しドル売りが優勢となりました。

欧州時間、米長期金利が低下したことから全般的にドル売りが優勢となって、ドル円は114.50円台まで下落し、ユーロドルは1.0640台まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米経済指標はまちまちの結果でしたが、一旦ドル売りが強まって、ドル円は114.10円台まで下落し、ユーロドルは1.0670付近まで上昇しました。しかしその後各国株価が上昇する中米長期金利も反発しドル買いが優勢となって、ドル円は115.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.0590台まで下落しました。

NY時間午後には、米長期金利が上昇幅を縮める展開となる中ドル売りが優勢となって、ドル円は114.30円台まで下落し、ユーロドルは1.0650台まで反発しました。

週末に、英サンデータイムズ紙が「メイ英首相は17日のロンドンでの演説で、移民流入抑制と立法権限の回復のため、欧州連合単一市場から撤退する意思があると発言し、EUからの強硬離脱の計画を示す」と報じたことから週明け早朝からポンド売りが強まっています。

今日の海外時間には、ユーロ圏・11月貿易収支の発表があるほか、ピーター・プラートECB専務理事、カーニー・英中銀総裁の講演が予定されています。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト