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米中首相会談

【著者】

日本に飛び火の可能性も

昨日から始まった米中首脳会談ですが、初日は習近平中国国家主席がフィンランドからこの日の午後に空路でアメリカ入りしたこともあって、夕食会が中心で、突っ込んだ話し合いはなかったようです。

7日にはワーキング・ランチの予定がありますので、それまでには、北朝鮮問題を中心とした安全保障問題と貿易不均衡問題などが話し合われる見通しです。オバマ前大統領との会談では中国の人権問題なども主要な議題となっていて、対立していた両国ですが、今回の会談ではあまり話題にならないのかもしれません。

トランプ米大統領は、シリアへのミサイル攻撃を決断、実行した直後だけに、北朝鮮問題に関しても大きな進展をして、このところの議会運営などで国民の支持が低くなっている状況を挽回したいという思惑もあるかもしれません。

そう考えると、もし中国側が北朝鮮問題でアメリカに対して色良い返事をしなかった場合は、貿易問題に関してかなり強い態度で臨む可能性があり、そうなれば日本に対しても、これまでよりもはっきりと貿易不均衡の是正を求めてくり可能性が出てきます。

その場合、週明けに大きく下落して取引を開始する場合もあるので注意して下さい。

<本記事ご協力>

チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト