FXコラム

テーラー教授とテーラー・ルール

【著者】

実現なら株売りか?

昨日のNY時間に「テーラー・スタンフォード大学教授がトランプ米大統領に次期FRB議長候補として好印象を与えた」と報じられて米長期金利が上昇しドルが買われました。

テーラー教授と言えばテーラー・ルールで有名ですが、このテーラー・ルールというのは、GDPやインフレ率などマクロ経済指標を基に最適な政策金利を求めるものです。

実はこのテーラー・ルールによれば、現在のアメリカにとって最適な政策金利の水準は3%台後半ということになることから、テーラー教授がFRB議長になれば政策金利の引き上げに前向きになると考えられます、またテーラ教授は量的緩和には否定的な発言を行っていることから、バランスシートの縮小ペースも早まる可能性が高いと見られます。

テーラーFRB議長誕生の可能性に昨日は金利上昇で答えたマーケットですが、実現可能性が高くなれば、株式市場暴落、という可能性もあって、その場合はリスク回避で円高になると考えられます。

<本記事ご協力>

チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト