FOMC声明に注目

来月利上げ開始の地ならしは?

昨日の海外時間には、リスク回避が後退してドル買いが強まる場面もありましたが、米経済指標結果が弱かったことからドルが売り戻されました。

欧州時間序盤、上海総合指数が反発したこともあって各国株価が堅調に推移する中、リスク回避が後退して、ユーロ売り、円売りが強まって、ユーロドルは1.1050台まで下落し、ドル円(USD/JPY)は123.70円付近まで上昇しました。その後各国株価が一段高となるとさらにユーロ売りが強まって、ユーロドル(EUR/USD)は1.1020台まで、ユーロ円hあ136.30円台まで下落し、ドル円は123.80円近くまで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米・5月S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・7月CB消費者信頼感指数が弱い結果となったことから米長期金利がやや低下し、全般的にドル売りが強まって、ドル円は123.50円付近まで下落し、ユーロドルは1.1060台まで上昇しました。

東京時間にはいってから、日経平均が下落していることから円買いが強まる中、全般的にドル売りの流れとなっています。

今日の海外時間には、FOMCが終了し声明が発表されるほか、米・6月中古住宅販売保留指数の発表が予定されています。

今月のFOMCは、終了後にイエレン総裁の記者会見は予定されていません。また今日政策が変更されるとの予想はありません。次回9月のFOMCで利上げが開始されるのではないか、との思惑がありますので、今回の声明で何等かの示唆があるかどうかに注目が集まっています。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト