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主要通貨ペアの動き(2015/08/20)

【著者】

USDJPY

ドル円(USD/JPY)は底堅い方向感の薄い推移を続けていましたが、米国時間に発表された消費者物価指数が市場予想を若干下回ったことや原油価格の下落や株式市場の下落によるリスク回避色が強まったことを受けて、FOMC議事録に向けて上値の重い推移が続き、FOMC議事録後、さらに下値を探る動きとなり、124円を割り込む推移となっています。8月13日からのサポートとなっていた124.00を割り込む推移となっているため、本日はこの124.00台を回復できるかどうかに注目したいところです。すんなりと回復できるようであれば引き続き方向感の薄い動きが続くと考えられますが、短時間の回復にとどまったり、回復できないようであれば、下落基調が本格的に強まる可能性もあるため、注意が必要です。

usd jpy

EURUSD

ユーロドル(EUR/USD)は反発となり1.11台を回復する動きとなっています。下げ渋る動きを続けてきた後、FOMC議事録で一気に上昇となりました。昨日は1.1015で数回サポートされているため、このラインをしっかりと守れるかどうか、上は8月13日に一瞬突破するもすぐに押し戻された1.12がレジスタンスの第一候補と考えられます。1.12(緑線)をしっかりと突破できれば1.15を試しに行く波動となるかもしれません。

eur usd

EURJPY

ユーロ円(EUR/JPY)は方向感の薄い推移を続けた後、FOMC議事録を受けて上昇となりました。137.10付近で一昨日から幾度と下落を食い止めているため、今後はサポートとして意識されそうです。割り込むと下落が加速する可能性もあるため注意したい水準です。本日は8月13日にサポートとなっていた138.00をきれいに突破できるかどうかに注目したいところです。ここをすんなり突破できれば、8月中旬のレジスタンスとなった139円トライ、さらには140円台が本格的に視野に入ってくると考えられます。

eur jpy

GBPUSD

ポンドドルは小動きながらも底堅さを維持する動きとなっています。ドルが弱いものの、対ユーロ、対円での売りが重しとなり伸び悩む推移が続いています。一昨日のレジスタンスとなった1.5717付近をしっかりと突破できれば、7月からのレジスタンスを完全に抜けることとなり、買いが活発化すると考えられるため、注視したいところです。また、本日は欧州時間に英国小売売上の発表が予定されているため、結果次第で短時間で上下に振れる可能性があるため発表前後には注意が必要です。

gbp usd

AUDUSD

豪ドルは引き続き方向感の薄い推移が続いています。ドルが売られる場面では一応の上昇は見せるものの、伸びきれない状況が続いています。本日は昨日のサポートとなった0.731とレジスタンスとなった0.7375付近のどちらに抜けてくるかで方向感を探っていきたいところです。しばらく狭いレンジでの推移が続いており、そろそろどちらかに抜ける可能性があるため、方向感をしっかりと見極めたいところです。

OANDA Japan   オアンダ ジャパン<本記事ご協力>
OANDA Japan株式会社
チーフストラテジスト 佐藤甲様
佐藤甲|OANDAJapan チーフストラテジスト

佐藤 甲

OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。 NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト