【東京市場】株安でリスク警戒の円高強まる

 前日のFOMCでの利上げ実施、金利見通し引き下げ、声明での今後の表現などが、全般に市場の見通しよりややタカ派気味という印象を与えたこともあり、ドル円はFOMC後にいったん112円60銭台を付け、その後は112円台半ばばさみでの推移が続いた。

 寄りで大きく下げたソフトバンク株が買い戻されたことなどから、下げて始まった東京株式市場が下げ止まりを見せそうな場面が午前中にあり、ドル円の支えとなったが、その後中国株が軟調、米株先物も下げを続け、日経平均も前場のうちに下げを再開。後場に入ると下げが加速する展開で、一時700円超の大幅安となる中で、ドル円もリスク警戒の動きとなった。

 日銀金融政策決定会合は基本的に想定通り。昼前に結果が発表されたが、影響は限定的に。

 豪雇用統計は、雇用者数が予想を上回り、瞬間少し買われたが、内訳は正規雇用が前回比マイナスで、非正規の伸びでの雇用増ということで買いが続かず、その後はドル高もあって軟調に。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中