【東京市場】ファーウェイCFO引き渡し要求報道など重石

 22日の東京市場ではドル安円高の動きが優勢となった。米債利回り低下が目立ち、10年債利回りが2.775%台から2.751%台へ下落(債券価格の上昇)。米株先物時間外取引が下落し、ダウ平均先物が一時24500ドルを一時割り込むなど、株安の動きも目立った。香港ハンセン指数、上海総合指数など1%以上の下げを記録。リスク警戒の動きに。

 きっかけとなったのがファーウェイCFOに対する米国の引き渡し要求報道。米国の対イラン制裁違反に関する銀行詐欺容疑でカナダで拘束された中国の通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)の孟副会長・CFOに関して、米政府が正式に引き渡し要求を行ったというカナダ紙の報道が、米中通商摩擦問題に関する懸念を誘い、リスク警戒感につながった。
 
 午前中は小幅安にとどまった日経平均が150円以上下げるなど、日本株も軟調に。

 ドル円は109円50銭台を中心とした狭いレンジのもみ合いに終始していたが、リスク警戒感からの円高に、昨日の安値を割り込み、一時109円39銭近辺まで値を落とす展開に。ユーロ円が124円台後半から124円20銭台を付けるなど、クロス円でも売りが出ていた。

 中国との通商関係が密接な豪ドルは対円だけでなく対ドルでも値を落とし、0.71台半ばから0.7130台へ。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中