【東京市場】CPI受けて豪ドル買い、人民元買いなども

 朝方は株安の流れもあって頭の重かったドル円。109円40銭台の朝の動きから、一時109.21円近辺を付ける展開が見られた。
もっとも、日経平均が下げ幅を縮小。軒並み安かったアジア株がプラス圏を回復する中で値を戻し、109円30銭台を中心にした推移となった。

 今日動きが目立ったのが豪ドル。9時半の豪消費者物価指数が予想を上回ったことを好感して、対ドル、対円で買いが出た。対米ドルで0.7150近辺推移の中、CPIが発表されてすぐに0.7180近辺。その後も上昇基調が続き、午後は0.7190台に。

 人民元は買いが強い展開に。今日からの米中通商摩擦交渉閣僚級会合を前に、米国に対する政治的な配慮から元高誘導を行っているのではとの市場の観測などが元買いに。また、交渉進展期待での元の買いも。ドル人民元は7月以来のドル安元高圏。

 こうした元高の動きもあり、香港ドルも対ドルで上昇。ドルペッグ制の下で通常はほとんど動きがない同通貨ペアだが、7.8460近辺から7.8360近辺に急落(ドル安香港ドル高)を示す場面が見られた。安値からはすぐに値を戻し7.84台を回復。下げ前よりは香港ドル高の水準でのもみあいとなった。

 昨日NY市場夕方(日本時間で今日の早朝)に下院でのEU離脱に絡んだ採決が実施された英ポンドは、採決後のNY夕方の下げからの調整。もっとも対ドルで1.31を回復できないなど、戻りに鈍さも。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中