【東京市場】一般教書はサプライズ無し、豪ドルは中銀総裁発言で売り

 ドル円は109円63銭近辺を付けるなど、頭の重い展開となった。前日のNY市場同様に110円ちょうど近辺が重くなって、一般教書演説を迎え、いったんは110円超えたものの、上値の重さに、その後調整の動きが広がった。
 一般教書演説でトランプ大統領は民主党と共和党の連携を呼びかける発言を繰り返したが、民主党側の反応は鈍く、警戒感を誘った。また、国境の壁建設に関しては強い意欲を強調していた。
 米朝首脳会談に関しては27日、28日のベトナムでの開催を発表した。
 
 安値からは値を戻したものの、109円80銭近辺での推移と少し値を落とした。

 豪ドルは一気に売りが出た。講演を行ったロウ豪中銀総裁が次は利上げも利下げもありうる。失業が増え、インフレ停滞が続けば利下げへと発言。これまでの当面は据え置きも次は利上げという姿勢を変化させる発言で、市場の利下げ期待が一気に拡大。金利先物市場動向からの利下げ割合は今年10月会合で50%を超える(昨日までは29%前後)と、一気に広がっており、豪ドル売りに。豪ドルは対ドルで07240近辺から一気に0.7180割れ、その後も戻り鈍く0.7150近辺まで下げ幅を拡大する流れに。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中