【東京市場】米非常事態宣言への警戒感など重石

 ドル円は110円台前半での推移。昨日の海外市場での米小売売上高の弱い結果や、トランプ大統領の国境の壁についての非常事態宣言発令見込みなどを受けて、ドル安が進んだ流れを引き継いで、頭の重い展開に。
 朝から日経平均や香港ハンセン指数などが軟調な推移を見せる中で、リスク警戒感でのドル売り円買いが強まる展開となった。

 午前中は豪ドルやNZドルの売りも目立った。NZは中国向けの海産物輸出が滞っているという報道が重石となった。アーダーン政権が次世代通信規格「5G」の通信網整備から中国のファーウェイを排除することを決めたことへの報復措置が警戒されている。豪ドルも連れ安となる中で、中国の物価統計が弱めに出て、さらに売りが出る流れ。もっとも昼前から買い戻しが入っており、午後は落ち着いた動き。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中