【東京市場】黒田日銀総裁の追加緩和の可能性示唆に円安も

 ドル円は110円台での推移。ドル高の流れの中で朝方110円60銭近辺でもみ合っていたが、堅調地合いで始まった中国・香港株が上げ幅を縮める中で、ドル円にも調整が入って110円40銭台に。しかし、午後に衆院財務金融委員会に出席した黒田日銀総裁が、必要とあれば追加緩和と発言したことを受けて円売りが強まり、直近高値を超えて110円70銭近辺に。その後も110円60銭台の高値圏で推移となった。

 豪中銀金融政策理事会の議事録(2月5日開催分)は、利上げ・利下げ両面の可能性を示し、先行きの不透明感を示すもの。6日の中銀総裁発言に比べてやや中立的な印象もあり、瞬間は買いが入ったが、すぐに値を戻し、その後は豪ドル売りドル買いの動きに。

 ユーロドルは1.13を割り込む動き。ドル全般の買い基調がユーロドルの調整を誘った。ポンドドルも1.2920台から1.29割れを付けるなど、ドル買いが優勢に。

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中