【東京市場】米中通商協議期待で円安も 豪ドルは振幅

 米中通商協議において主要構造6項目(知的財産権、サービス、技術移転、農業、為替、非関税障壁)について、覚書を作成中と報じられ、いっきに株高円安の動きとなった。
 ドル円は午前中に110円60銭を割り込むなど調整ムードが広がっていたが、同報道を受けて110円87銭近辺まで。もっとも昨日同様に111円手前の売りに頭を押さえられて揉み合いに。

 本日動きが目立ったのが豪ドル。9時半の雇用統計が予想を大きく上回り、内訳も正規雇用の拡大が目立つ強いものとなり、一気に豪ドル買い。豪ドル円が79円40銭近辺から79円80銭台に。しかし、豪大手銀行の1つウェストパック銀行が年内二回(8月と11月)の利下げ見通しを発表したことで、一転して売りが強まり79円ちょうど近辺に。その後じりじりと値を上げる展開で79円40銭近辺まで戻したところに、中国大連の港湾当局が豪州産石炭の輸入を停止する方針との報道に、78円60銭台までと乱高下する展開が見られた。

minkabuPRESS山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中