【東京市場】リスク選好の動き

 週明けの東京市場は、31日に発表された中国国家統計局による製造業PMIが2012年来という変化幅で上昇し、好悪判断の境目である50も超える50.5という強い結果を見せたことを好感した円安が優勢に。早朝の市場で111円台を付けた後111円近辺の高値圏で推移。さらに、10時45分に発表された中国財新製造業PMIという民間調査によるPMIも予想を上回る好結果を見せたことでリスク選好の動きがさらに強まり、ドル円は111円18銭近辺まで。その後は111円ちょうど近辺がしっかりとなり、高値圏推移が続いた。
 中国国営メディア新華社通信が先週の米中通商交渉について前向きに進展し、合意文書の文言について討議と、合意に向けた動きが進んでいることを報じたことも、リスク選好の動きを誘った。
 円主導での動きでクロス円も同様にしっかり。ユーロ円は先週末の124円30銭近辺から124円半ば超えで始まり、その後124円80銭台まで上昇。
 
 中国株が大きく買われ、上海総合は昨年6月以来の高値圏。日経平均も300円を超える上昇で、リスク選好の動きに寄与。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中