【東京市場】米中通商協議の進展期待で円安進行

 3日の東京市場でドル円は一時111円53銭を付ける動きとなった。英紙が米中通商協議について、ほとんどの問題で合意しており、合意履行プロセスで合意出来ていないと報道。合意締結が近いという印象を市場に与えたことで、一気にリスク選好の動きに。
 ドル円は頭を抑えていた111円台半ば手前の売りをこなして、111円53銭を付けたが、ここからの買いには慎重な動き。その後はやや調整が入るも、111円35銭を付けきれないなど、地合いは堅調。
 クロス円も基本しっかりで、ユーロ円は125円20銭を付ける動き。
 
 最も目立ったのは豪ドル円の上昇。米中通商協議の進展期待が、対中輸出が経済の大きな位置を占める豪ドルの買い材料になったことに加え、9時半の豪小売売上高の予想を大きく超える好結果が豪ドル買いに。対円で朝方の78円50銭近辺から79円30銭近辺までの大幅上昇となった。
 豪ドルは対米ドルでも0.7050台から0.7110台まで上値を伸ばしている。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中