【東京市場】ドル円は模様眺め、依然として中国の態度は不明

9日の東京外国為替市場で、ドル円は105円後半から106円ちょうど付近で小動きだった。

米国が対中関税を強化し、中国を為替操作国に認定した後、中国から目立った反撃はなく、中国側の妥協によって米中貿易摩擦の悪化が抑制されるとの期待感が生じているものの、人民元相場を介した思惑でしかなく、中国の対応を見定める時間帯が続いている。

中国が米国産農産物の購入を停止したことで、米ホワイトハウスは米企業が中国のファーウェイとの取引を再開するための許可に関する決定を先送りすると伝わったことを受け、東京朝方のドル円は弱含む場面があった。ただ、ドル円の反応は一時的だった。

中国人民銀行(PBOC)が人民元の中心レートを1ドル=7.0136元とし、連日で元安方向に動かしているものの、市場参加者の反応は限定的。7月の中国消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)も手がかりにはならず。

東京朝方の円高が一巡した後、ユーロ円は118円前半から118円後半へ、ポンド円は128円前半から128円後半へ戻したが、上値は限定的だった。豪ドル円も72円前半まで切り返した後に小動きとなった。ロウ豪中銀総裁が追加緩和を示唆したものの、あらためて材料視する動きは限られた。

minkabu PRESS編集部

佐藤昌彦 | minkabu PRESS編集部

佐藤昌彦 | minkabu PRESS編集部

minkabuPRESS編集部所属