【東京市場】米中通商協議への懸念広がる

 ドル円は午前中に110円台を回復する場面が見られたが、午後に値を落とした。

 現地時間9日夕方の夕食会を交えた米中通商協議が90分で終了し、10日の協議継続が報じられると、ドル買い円売りの動き。じりじりと110円台を回復する動きに。トランプ大統領が習近平国家主席からの書簡を受け取った、素晴らしいと発言したことなどがドル買い円売りに。
 日経平均がしっかりとプラスで前引けとなるなど、午前中はリスク警戒一服の動きに。

 しかし、昼過ぎに劉鶴副首相による「これ以上私にできることはない」発言を受けて、一気にドル売り円買いに。ダウ平均先物が大きく値を落とし、日経平均も後場寄りがいきなり6円高まで上げ幅を縮め、すぐにマイナス転。その後200円超の下げになるなど、リスク警戒の動きが一気に広がった。
 米中通商協議は現地時間10日朝から継続されるが市場の期待感が後退し、ドル円の頭を抑えている。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中