米ドル/円、週足チャートでは“デッド・キャット・バウンス”の時間帯か

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以下、米ドル/円・日足・スパンモデル®+21日BB(ボリンジャーバンド)+パラボリック+DMIについてご覧ください。

上図チャートより、以下のようなメルクマールが視認できます。

1) 21日MA(21日移動平均線)が右肩上がりである。
2) 遅行スパンの対ローソク足上放れが確認できる。(上図緑色矢印)
3) ローソク足が先行2スパンを上抜けブレークしている。(上図黄色矢印)
4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の下方にある。
5) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなっている。(上図赤色点線丸印)

1)-5)を総合的に勘案すると、米ドル/円は日足レベルにおいて初期上昇トレンド形成中であることが見て取れます。

その一方で、タイムフレーム(時間軸)を週足チャートに引き上げて確認してみると、やや違った光景が見えてきます。以下、米ドル/円・週足・スパンモデル®+26週BB+パラボリック+DMIをご覧ください。

上図チャートより、以下のようなメルクマールが視認できます。

1) 26週MA(26週移動平均線)が右肩下がりである。
2) 遅行スパンがローソク足の下方に位置している。
3) ローソク足の上方に赤色の雲(=抵抗帯)がある。
4) ローソク足の下方にパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がある。
5) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなっている。(上図青色点線丸印)

上記1)~5)を総合すると、週足レベルでの米ドル/円下降トレンド主体の“デッド・キャット・バウンス”※の時間帯であることが視認できます。(※デッド・キャット・バウンス:相場が下げた後に一時的に起きる反発フローのこと。)

喫緊のポイントは、ローソク足が先行1スパン(≒108.00円、上図黄色矢印)を終値レベルで上抜けするか否か。仮に、当該スパンで上値が抑えられるような状態となった場合は、「戻り一杯」→「下押しフローの強まり」の可能性も考慮すべきでしょう。

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津田 隆光|マネースクエア 市場調査部 チーフアナリスト

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」ではコメンテーターを務める。