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米雇用統計発表後のドル円相場

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外国為替市場情報|2014/04/04

良い結果よりも悪い結果に対する反応が大きい見込み

今日は米・3月雇用統計があります。

市場予想の平均は、失業率が6.6%、非農業部門雇用者数は20万人増です。

ただ、真冬に天候要因で雇用が伸び悩んだ反動増も見込めることから、実際の市場参加者の期待は、20万人以上になっている、と見られます。

したがって、23万人程度のやや強い結果では、市場の反応は限定的なものとなって、米長期金利もそれほど上昇せず、ドル買いもさほど強まらない、と予想できます。

一方15万人などと弱い結果になった場合は、サプライズで米長期金利が低下し、ドルが売られる、と予想できます。

ただ、そういった最初の動きが収まった後は、結果の強弱に関わらずNYダウなどの動きが為替市場に強く影響を与えると考えられます。

もし弱い結果となって米長期金利が低下し、ドル売りが強まっても、その後低金利政策が長期化する(利上げ予想の後ずれ)との思惑が強まった結果、NYダウや日経平均先物が上昇すれば、むしろ円売りが強まると予想できます。

逆に強い結果でドル買いが強まっても、利上げ前倒しの観測を呼ぶほどの結果であれば、NYダウなどが下落してリスク回避で円買いが強まると予想できます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト