ロシア、ウクライナ向けガス供給停止

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外国為替マーケット情報|2014/06/17

ECB、今後数ヶ月は追加緩和を行わない見込み」

昨日の海外時間には、ロシアのウクライナ向けガス供給停止との報道でユーロ売りが強まる場面もありましたが、ECBが数か月は追加緩和を行わない、との報道でユーロが買われました。

欧州時間序盤、ロシアのガス・プロムがウクライナへの天然ガス供給を止める、と報じられたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3510台まで下落しました。この間ドルが全般的に買われたことからドル円は101.90円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米・6月NY連銀製造業景気指数、米・5月鉱工業生産などは予想よりも強い結果で、米長期金利は上昇しましたがドル買いにつながりませんでした。一方関係筋の言葉として「ECB、今後数ヶ月は追加緩和を行わない見込み」と報じられたことからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3580付近まで、ユーロ円は138.20円台まで上昇しました。

NY時間午後は、各通貨ペアとも非常に狭いレンジ取引となりました。

東京時間には、日経平均が反発していることから円売りが強まってドル円が102円台を回復する場面もありました。

今日の海外時間には英・5月生産者/消費者/小売物価指数、独/ユーロ圏・6月ZEW景況感調査、米・5月消費者物価指数、米・5月住宅着工件数/建設許可件数の発表が予定されています。

先日のカーニーBOE総裁の発言から、早期利上げ観測でポンド買いが強まっていますが、今日発表される一連の物価指数が予想を上回ると、さらに利上げ観測が強まってポンド買いが強まると予想できます。
一方独・6月ZEW景況感調査(期待指数)は前回の33.1から35.0に6か月ぶりに反発するとの予想ですが、予想や前月を下回った場合はECBによる追加緩和の期待でユーロ売りが強まると予想できます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト