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ドル円年初来高値を再び更新!

【著者】

今週はお決まりの「雇用統計を前に・・」

14時過ぎにドル円は年初来高値を更新し、109.75円まで上昇しました。
しかし、ここでは110円のオプションバリアを意識した利益確定が優勢となり下落。一度は109.50円で支えられましたが、欧州時間にあっさりと割り込むこととなりました。
欧州時間の昼休み時間に割り込むと戻りずらい展開になりやすいのですが、まさにそのような相場展開となっています。

さて、今週は米国雇用統計があることから、毎回お決まりの「雇用統計を前に利益確定が出る為、動きづらい展開・ポジション調整の動き」などというコメントが並ぶこととなりますが、今回はまさにそのような値動きとなりそうです。110円を前にして1週間以上高値をほとんど更新することなく横ばい状態だと、短期勢でなくともそこそこの利食い売りは出てきます。なので、今週も年初来高値を更新しつつあるものの、更新後は良い利益確定のポイントとなり、これまでのように勢いよく上昇するということはありません。

加えて、10月のFOMCでの「相当の期間、低金利を維持する」という文言の変更はほとんど織り込まれているようで、本日もシカゴ連銀総裁が「10月には声明の文言に変化の必要」などと述べています。

このことから、ドル円の上昇は一服したとみて、仮に110円を突破したとしても利食い売り優勢となり、今後はレンジ相場から調整局面へと移行していくのではないでしょうか。

しかし、長期マネーの買いも断続的にあるようですので、108.50円を割り込んでくるまでは、レンジ相場とみて売買した方が資金効率は良さそうです。
目先のポイントは高値は109.50円。下は109.05-10円付近ではないでしょうか。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」