ギリシャ支援政治的合意に達するも原油反落でユーロ売り

人民元は一旦落ち着いた

金曜日の海外時間には、ドル売りが強まる場面もありましたが、原油相場が反落したことなどからユーロ売りが強まりました。

欧州時間、中国人民元が引け間際に買われたこともあってか、全般的にややドル売りが優勢となって、ドル円(USD/JPY)は124.00円台まで下落し、ユーロドル(EUR/USD)は1.1180台まで上昇しました。kの館ユーロ円(EUR/JPY)は138.30円台から138.80円台まで上昇しました。

その後NY時間にかけて原油相場が反発し、米長期金利が上昇するとドル買いが優勢となって、発表された米・7月鉱工業生産が予想よりも良い結果だったこともあってドル円は124.30円台まで上昇し、ユーロドルは1.1120台まで、ユーロ円も138.30円台まで下落しました。

その後一旦ドル売りが強まってドル円は124.10円台まで反落し、ユーロドルは1.1150台まで反発する場面もありましたが、原油相場が反落したことからドル買いが強まって、ユーロドルは1.1090台まで、ユーロ円は137.90円台まで下落し、ドル円は124.30円付近まで上昇しました。

週明けの東京時間には、日本の第2四半期GDPが発表されました。3四半期ぶりのマイナス成長でしたが予想よりもやや良い結果だったことからか日経平均が上昇しドル円は買われています。

今日の海外時間には、ユーロ圏・6月貿易収支、米・8月NY連銀製造業景気指数、米・6月対米証券投資収支の発表が予定されています。

金曜日のNY時間には、ユーロ圏財務相会合がギリシャ支援協議で政治的合意に達しました。支援プログラムの規模は既報のように合計860億ユーロ規模となる見通しです。ただ、このニュースは既に織り込まれていたことからユーロ買いにはつながりませんでした。
一方金曜日に落ち着いた動きになった中国人民元相場は、今日も比較的落ち着いた取引になっています。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト