GW前の今週末は5月相場に向けてのヤマ場となりそう!!

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外国為替マーケット情報|2014/04/24

日米TPP交渉妥結→「円売り」「株買い」“日銀トレード”の再開も?

23日夜に来日したオバマ大統領は、到着のその足で銀座のすきやばし次郎で安倍首相と非公式会食。さすがにカウンターで横に並ぶ中、懸案事項のTPP交渉の中身を話すことはなかったと思いますが、日米担当者同士の水面下での最終妥結に向けての交渉はまさに大詰め。24日の日米首脳会談において、先般米政府高官から「(今回の日米首脳会談では)TPPをめぐる合意発表はない」との見通しをしていましたが、一部では交渉妥結の楽観的な見方をする向きも。

来週30日に控える日銀金融政策決定会合の前に進展・妥結があった場合は「円売り」「株買い」の“日銀トレード”再開を見込む声もある中、大詰めの日米交渉はすきやばし次郎・小野二郎氏がよく使う「綺麗事(きれいごと)」で進むのでしょうか・・・?
また、25日発表予定の東京都区部CPIの結果次第では日銀の追加緩和観測も大きく後退する可能性も取り沙汰されていることもあり、今週末は来月以降の相場動向を占うヤマ場となりそうです。

日足・ボリンジャーバンドの“スクイーズ”が確認される豪ドル円!!

24日東京時間早朝6時に、概ね事前予想通りRBNZ(NZ準備銀行)がオフィシャルキャッシュレートの0.25%利上げを発表(2.75%→3.00%)。その後の声明文で「インフレ圧力は増大しつつある」との文言が含まれていたことは好感されたものの、フォワード・ガイダンスとしてはやや力強さに欠ける内容であったこと、または利上げ幅が想定内であったこともあり、下値は切り上げつつも比較的落ち着いた推移に。NZドル円・日足・パラボリックのSAR(ストップ&リバース)が23日より買い転換のシグナルを示していることもあり、当面の堅調推移に変化はなさそう。

そんな中、テクニカル指標でやや気になる通貨は・・・豪ドル円。日足・ボリンジャーバンドではシグマラインが収斂する“スクイーズ”の状態。

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“スクイーズ”の発生は、相場が大きな力を蓄えていることに例えられ、その後はその力の発散である“エクスパンション”(=シグマラインの拡張)が遅かれ早かれ発生すると言われています。4月前半からの推移は高低差が1円70銭前後のリトレースメント(調整)状態ということもあり、近々大きな動きが発生するのは時間の問題。 “ヘッド・フェイク”(=ダマし)にも注意しつつ、資金を厚めに準備した上で打診買いをしてみるのも一案です。

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津田 隆光|マネースクウェア・ジャパン

投資こそ、おもしろおかしくシンプルに 津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では隔週金曜日にコメンテーターを務める。