FOMCは「我慢強く」いられないのか?_3/13

来週のFOMC声明はどうなる

3月にはいって、急ピッチで進んできたユーロ安も、昨日からポジション調整の動きが優勢となっています。月初は1.12近辺で、今週初めは1.09台もあったあと、昨日は1.05割れを試したのですから、少しは買戻しがはいっても不思議ではありません。

今週にはいって急激に低下していた独長期債、超長期債も昨日のNY時間からやや反発していて、ユーロ買いを誘っていると考えられます。

さて来週はいよいよ注目のFOMCです。果たして声明文の中の「我慢強く」という文言は削除されるのでしょうか?

イエレンFRB議長の議会証言の原稿の最後の一文

「あまりに多くの米国人が未だ職に就けず、あるいは十分に働けず、賃金の伸びは依然として緩慢だ。そしてインフレは未だに長期目標をはるかに下回っている。」

を考えると、議長本人は利上げに前向きではないように見えますが、FOMCの他のメンバーのことも考えると、文言は削除した上で、その事が早期の利上げを意味しない、と強調されるのではないか、と予想しています。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト