Q&A:ピラミッディング

【著者】

:追加玉は行った方がいいでしょうか? もし追加する場合は、どのような時にするのが良いでしょうか?

大きく儲けるには、大きなポジションを取る必要があります。しかし、価格が転換したとの見極めは難しいので、当初は小さくポジションを取り、価格が思い通りの方向に進むにつれて、扇形にポジションを増やすことを、ピラミッディングと言います。

そういった売り乗せ、買い乗せといった追加玉は、勝負に出る時に行います。増やした分だけ、リターンもリスクも大きくなるからですが、後追いでの売買で平均コストが悪くなるので、その分、利益の確保が難しくなります。

追加玉のポイントは、例えば、最少の手掛かりでの早入りでポジションを持ち、移動平均線のクロスや、トレンドラインの下抜け上抜けなど、手掛かりが増えるところです。追加の売買は最大で2回までがいいと思います。3、4回も行うとリスクの方が高まります。また、何回も追加玉が出来るということ自体が、当初のポジションの小ささを表しますので、中途半端な「決め打ち」を意味します。中途半端な売買は、判断が甘くなる分だけ、損失で終わる可能性が高くなるのです。

私自身は、以前ほど追加玉をやらなくなりました。大きく取るという考え方から、積み上げるという考え方に傾いてきたためです。その方が、収益は安定します。

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成田博之 | SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者

成田 博之

ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業 シンガポールの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダーとしてオーストラリアに移住 ヘッジファンドの運用にも携わり、帰国後はFX業者でディーリング部長やコンサルティング業務に従事。 ウエストビレッジインベストメントに企画・開発部門担当として参加。SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者