Q&A:長続きするトレード時間、気持ちのリセット

【著者】

現状では1日20pips前後のプラスという状況です。通貨数も1000通貨から徐々に上げて、50000通貨前後でトレードしています。少しずつ利益になりつつあり、楽しみが増えてきたのと同時に、新たな疑問点も次々と生まれて、試行錯誤し続けている状況です。
ぜひご助言いただけましたら幸いです。

Q1:トレードする時間

夜の時間帯にトレードするかどうか判断しかねているのですが、どう思われますでしょうか?

現状としましては、9-11時、13-15時、16-18時頃に5分足でトレードをしています。短トレの期間は練習という意味合いを込めて、21時半のNYオープンからもトレードしていましたが、現在では18時に1日のトレードを終えています。

冬時間になって22時半からトレードとなると、眠気もあり集中力を維持することが難しかったり、翌日に疲労が残ることもあります。また、夜にトレードして損失で終わった場合、気分的に落ち込んだ状態で布団に入るのが辛い、、、ということもありました。

それであれば、18時頃にその日のトレードを終えて、夜はリラックスして早めに寝て、翌日の朝9時から高い集中力でトレードを再開した方が、長期的に安定して続けられるのでは?と思い、今はそのようにしています。

一方、夜のチャートを見るとやはり日中よりもよく動いていて、トレードしていれば取れたのにと思うこともあります。日本時間の13-15時は動かない時も多く「自分の時間を効果的に投資する」という意味であれば、13-15時にはトレードせずに夜の時間にトレードした方がいいのでは、と思うこともあります。折衷案で22時半からにこだわらず、ロンドン昼休憩後の20-22時からやるのもありかと感じています。夜の時間のトレードも慣れてしまえば、それほど疲れもなくやれるかもしれない、とも感じます。

1:動きのある相場の方が、膠着状態が続く相場よりも、収益が上げやすいのは事実です。一方、普通の人は、日中働く方が、夜間に働くよりも、効率的で、健康的で、社会生活も営め、長続きすると思います。

私はその両方を追求しようと、昔の縁故を頼って、ノムラ・ロンドンで為替ディーラーを勤めました。

個人投資家の方々にも可能なことです。収益が上がれば、どの地からでも取引ができるのです。仮に観光ビザで北半球、南半球、東半球、西半球を行き来し、ベストシーズン、ベストの時間帯で取引する人生も可能です。その時は、社会生活を含め、日中型ですよね。夜型に無理に慣れるよりも、長続きする方法が良いと思います。

Q2:気持ちのリセット

トレードで利益が出ても、損失でも次のトレードは気持ちをリセットして「常にゼロから」という状態にしようと心がけていますが、いかがでしょうか?

トレードがプラスで終わった時は、気分が良くなってしまってエッジが発生していないにも関わらず、「多少ロスしても、利益が出てるからいいや」で仕掛けてしまって、利益を食いつぶしたり、ひどい時は大幅な損失で終わってしまうということがありました。また、トレードがマイナスで終わった時は、それをどうにか取り返そうと、こちらもエッジが発生していないにも関わらず、仕掛けて損失を重ねてしまうということがありました。

そのため、前のトレードの結果がプラスでもマイナスでも、次のトレードに向かう時は朝一番の仕掛けのように、冷静な状態で始められるように切り替えるのがいいのでは、と感じて今はそのように心がけています。どうしても気持ちが高ぶってしまって落ち着かない時は、その時間帯のトレードは終えて、次の時間帯のトレードまで休憩しています。

2:リスク管理を怠らない、冷静なトレードが不可欠なのと同じくらい、絶対に儲けてやるという強い意志も重要です。この2つは矛盾しませんし、矛盾しないように心掛けて下さい。

とはいえ、好調な時は緩む、低調な時は沈む、喜怒哀楽は相場に付き物です。人は機械にはなれないし、なる必要もない。ほんの数カ月で、恐かった相場で負けなくなり、当初の50倍の資金でプラスが出せるようになっているのですから、時には自己を肯定して、「今はまだこんなもの」だと頑張って下さい。

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矢口 新

矢口 新

大学卒業後、国内外の大手証券会社にて為替、債券のディーラー、機関投資家セールスを勤めた後、株式会社ディーラーズ・ウェブを創業(2002年5月~2013年5月)。2013年4月まで同社代表取締役社長。