短期トレードの注意点

【著者】

1)相場は値動きに対処するもの。特に、短期トレードでは目先の値動き(チャートの右端の足)を注視し、反応するように心掛ける。

2)手数料やスプレッドはできる限り無視し、それらに売買の判断が影響されないようにする。つまり、安全な業者である限り、予め手数料の安い業者や、流動性の高い商品を選んでトレードする。

3)個別株のトレードでは特に流動性に注意する。日経225先物は手数料の安い業者を選ぶ。FXは安全な業者を選び、流動性のある通貨ペアをトレードする。

4)大負けしないようにする。投資はビジネスだ。ビジネスとは利益を積み上げるものだ。そのためには、リスク管理を徹底し、一度や二度の失敗で、ビジネスモデルが揺らぐことを避けなければならない。投資で大負けすると、取り返すためにより大きなリスクを取るようになる。それでは、ビジネスが博打化する。初心者の段階から、リスク管理を徹底されたい。

5)損切りは損失の拡大を防ぐために行う。当初は機械的に行って良いが、拡大する可能性があるか、ダマシかの判断力を養うと、収益力が格段に上昇する。

6)損切りポイントは1点でなく、幅を持って考える。その幅を越えたなら、原則的に損切るようにする。

7)損切りは儲けるためのコスト。つまり、負けた後も何回か入れる金額でしかトレードしない。

8)勝っても負けても、その日のうちに決着をつけ、翌日に持ち越さない。

9)毎日、勝つことはできない。収益目標は1週間単位で考える。

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短期トレードのメリット

月10回ペースの連載は今回で終了です。長らくご愛読ありがとうございました。今後は、折に触れて寄稿いたしますので、お楽しみに!

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yaguchi

矢口 新

矢口 新

大学卒業後、国内外の大手証券会社にて為替、債券のディーラー、機関投資家セールスを勤めた後、株式会社ディーラーズ・ウェブを創業(2002年5月~2013年5月)。2013年4月まで同社代表取締役社長。