調整一時強まるも、値を戻す

忙しい人のサマリー

調整一時強まるも、値を戻す

トランプ大統領発言の影響残り、上値は重いが下がると買い意欲

トルコ中銀は金利を据え置き、大統領の圧力が意識されリラ売りに
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【東京市場】一時大きく調整も、値を戻す

前日の海外市場で111円台半ばまで値を戻した流れを受けてむかえた東京市場。
 朝から調整の動きが広がり、一時111円06銭まで値を落とす動きに。
 戻りの鈍さを嫌気した動きなどが若干の重石となった。
 ユーロドルが1.17を回復するなど、午前中はドル安が優勢に。
 もっとも、その後は値を戻す展開。111円台を維持して買戻しが入ったことで、短期筋の調整が入った格好。ドル円は111円30銭近辺に。
 中国が対ドル基準値を元安に誘導したことで警戒感が広がっているが、突っ込んだドル売りにも慎重姿勢。

【ロンドン市場】振幅もややドル売り優勢

 朝方111円台半ばに迫るなど、ドル高が優勢も、東京午前の高値を付けず、
その後米債利回りが低下したこともあり、値を落とす展開に。

 注目されたドイツやユーロ圏のPMI(購買担当者景気指数)はまちまち。
反応が鈍くもみ合いに。

 トルコ中銀は大方の予想に反して金利を据え置いた。
物価上昇が強まる中での据え置きに、
市場はリラ売りで反応。
エルドアン大統領が利上げを嫌っており、圧力が意識された格好。

【NY市場】一時110円台も盛り返す

 一時110円台まで値を落とす展開に。
ロンドン午後の下げ基調が継続した。
 
 もっとも110円割れからはすぐに切り返すと
下値での買い意欲を確認した形で買い戻され、111円30銭台まで。

 上値は重いものの、目立った材料もない中
下を突っ込む動きにも慎重。

【本日の見通し】様子見ムード強く

 ドル円は111円台前半推移。
トランプ大統領の先週の発言の余波が残っており
上値では売り意欲が出ている。

 米景気自体は好調で下がれば買いが出るだけに
方向性が非常に見極めにくい展開に。

 111円台前半でのレンジ取引を中心に
 27日の米第2四半期GDP速報値などを待ちながら
次の方向性を探る展開か。

【本日の戦略】押し目買い

 110円台ではいったん買いに回りたいところ。

 レンジ取引が中心も、動きは限定的なものに。
突っ込んだ買いは避けたいところも、
下がったところでの買い意欲を考えると、上値トライを意識。

 デイトレはレンジを意識しての回転。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」スバル舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香出版社など