レンジ取引続く

【著者】

忙しい人のサマリー

レンジ取引続く

材料不足感が強まる展開に

ドル円は111円台半ばから売り

【東京市場】落ち着いた動き

 ドル円は111円台前半での落ち着いた動き。後場は111円30銭近辺での推移に。
 目立った材料がなく、市場は様子見ムード。取引が全般に低調。
 この後の海外市場も目立った経済指標の発表や要人発言などがなく、手掛かり難。
 
 朝方売りが出たカナダは、少し戻してもみ合い。サウジアラビアが在サウジアラビアのカナダ大使館の人権問題に絡んだ批判に対抗して、貿易・投資などの凍結と、在カナダ大使の召還などを発表したことでカナダ売りに。
 しかし、動きが落ち着くと少し値を戻してもみ合っている。

【ロンドン市場】序盤の売りから反転

 朝方はドル売り円買いが優勢で、一時111円20銭近辺を付ける動きとなったが、その後一転して111円台半ばへ上昇し、高値圏でもみ合った。

 ポンドドルでのポンド売りドル買いがそのきっかけに。
ポンドは、英貿易相が合意なきブレグジットの確率は60%と英紙に語り、ポンド売りを誘った格好。
、 ユーロドルもポンドに連れ安となる中で、欧州通貨売りドル買いが
ドル円などにも波及した格好に。

 
【NY市場】ドル円もみ合いに

 高値圏から少し戻してのもみ合いとなった。
様子見ムードが広がる中で、111円台半ばからの買いには慎重な姿勢がみられた。

 ユーロドルは1.1530近辺から少し戻す格好に。
1.1500手前の買いを意識して、突っ込んだ売りを避けた形。

 米中通商摩擦問題が意識される中で、ドル円では円高進行の意識があるが、ドル自体は対人民元で買われており、売り買いが交錯。

【本日の見通し】もみ合いから次の方向性を探る

 もみ合いが続く展開に。
材料不足の感が強く、突っ込んだ売り買いが避けられている。
トランプ大統領からの次の動き待ちの間もあるが、今のところ目立った動きがみられず、もみ合いが続いている。

 ドル円は111円ちょうど手前には買い意欲が継続。
リスク警戒の動きも、下値はしっかり。

【本日の戦略】レンジ取引を中心に

 レンジ取引を中心にした取引となりそう。
ドル円は111円台半ばの重さを確認しつつ、戻りを丁寧に売る格好か。

 デイトレはかなり狭いレンジを意識しての売り買いに。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶグループに入り、現在、株式会社みんかぶ編集部外国為替情報・商品先物情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」スバル舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香出版社など