円高一服、ドル安の流れは継続でユーロドル一時1.1620台まで

忙しい人のサマリー

円高一服、ドル安の流れは継続でユーロドル一時1.1620台まで

ドル円は110円台維持で買い戻し
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【東京市場】一時ドル安円高進行も、その後値を戻す

 NY市場夕方の円高進行の余波もあり、朝方は円高が優勢に。ドル円は110円03銭まで値を落とすなど、大台割れが意識される展開となった。

 しかし、大台を何とか維持すると、米とメキシコのNAFTA再交渉妥結の報道にリスク警戒感後退の動きから買い戻しが入る展開に。

 その後、合意はまだとの報道も、後場に入って上げ幅を広げる日経平均などの動きにも支えられてしっかりの展開となり、110円台半ばまで。

 ユーロドルは朝から14ポイントの狭いレンジでの取引。

【ロンドン市場】ユーロが堅調

 ドル円は110円台前半でもみ合い。
しっかりの展開も、この時間帯は上値トライにも慎重。

 前日NY夕方に報じられたトランプ大統領の元個人弁護士が有罪答弁との報道がドルの重石となった格好。

 ユーロは1.1550台まで調整が入った後、1.16台を回復。
米国の自動車関税に絡んで欧州の自動車株安が目立ち、序盤はユーロ売りも、その後切り返した。

【NY市場】朝方にドル買い広がる

 ドル買い円売りの動きにドル円は110円60銭台を付ける動きが見られた。

 米国とメキシコのNAFTA交渉が前進との思惑がドル買いを誘った。

 110円台半ばからの買いには慎重で、様子見ムードも、一時の円高進行は一服した。

 ユーロドルは1.1620近辺まで上昇し、その後も高値圏もみ合い。
大台割れの場面も、押し目は限定的。

【本日の見通し】米中事務レベル協議など警戒

 米中の事務レベル協議や今日からのジャクソンホール経済シンポジウムなどが材料。

 事務レベル協議に関しては大きな進展はもともと期待されておらず、閣僚級協議への地ならしとみられているだけに、注目はジャクソンホール経済シンポジウムか。

 注目は明日二日目のパウエルFRB議長講演となっており、今日のところは様子見ムードが広がる展開も。

 ドル円は110円台でのレンジ取引が基本となりそう。
下値リスク継続も、大台手前の買いが残る展開に。

【本日の戦略】レンジ意識

 スウィング取引もデイトレもレンジを意識。

 スウィングはもう少し上を待って110円台後半での売りを狙いたい。

 デイトレは110円台半ばを挟んでの振幅狙いか。

 ともに大台超えではいったんポジションをクローズ。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」スバル舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香出版社など