米株安がドル安円高誘う

忙しい人のサマリー

米株安がドル安円高誘う

米主要ハイテク決算など重石に

欧州警戒は継続。
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【東京市場】株安の動きがやや円高誘う

 ドル円は朝方の112円40銭台から112円07銭まで一時落とし、安値圏でもみ合いとなっている。
 プラス圏で始まり、寄り付き後には200円超の上昇を見せた日経平均が、マイナス圏に値を落とし、後場寄り後には250円超の下げとなって一時21000円の大台を割り込むなど、頭の重い展開が続いている。
 同じくプラス圏ではじまった中国本土市場、香港株式市場もともにマイナス圏となり、リスク警戒の動きを誘った。
 中国に関しては人民元が対ドルで2017年1月以来の安値を付けるなど、中国売りの流れも継続している。
 株は安値からは値を戻しており、警戒感はやや一服も不安定な動きに戻り切れない展開に。
 ユーロドルは1.13台後半での推移。昨日のNY市場で1.31台にしっかりと落とすと、頭の重い推移が続いている。一時1.1358近辺まで。

【ロンドン市場】米株安重石

 アマゾン、アルファベットなどの主要ハイテク企業の決算が弱く、米株先が軟調に。

 ドル円は112円を割り込む動きとなり、ユーロ円も127円割れなど、リスク警戒の円高が進行した。

 その後ドル円は112円ちょうど近辺でのもみ合いに。

 ユーロドルは朝方反発もその後は対円での売りもあって頭の重い展開に。
 
【NY市場】ドル円111円台に

 株安の動きが重石となりドル円は112円をしっかり割り込む展開に。

 朝方の株安を受けての円高に111円台に落とされた後、昼前には112円台を回復も続かず。

 米GDPは好結果となったが、こちらのドル買いも限定的なものにとどまっている。

 ユーロドルは1.14台を回復。もっともイタリア情勢への警戒もあり、1.14台からの買いには慎重。

【本日の見通し】リスク警戒継続も

 株安の流れが継続しており、ドル円、クロス円は頭の重い展開が続いている。
ドル円は111円台へ値を落として先週の取引を終えた。
 株安の動きの割には円高は進んでいないが、しっかりと買い上げる流れにはならず、軟調地合いが続く展開に。

 ドル円は111円台半ばまでは調整ムードも下値しっかりの印象が続く。

 株安の流れがどこまで続くのかがポイントとなる。

 一気の売りには慎重な姿勢も見られるが頭の重い展開が続きそう。

 もっとも今週は金曜日に米雇用統計を控えており、突っ込んだ売りにも慎重な姿勢がみられそう。
前回弱めに出た反動もあり、しっかりとした数字が期待されており、ドル買い円売りに期待感。

 関連指標含め、指標動向などにも注目の展開に。
 

【本日の戦略】押し目買い

 押し目買いの流れが継続。
111円台前半では買い意欲が残っていると期待される。

 スウィングもデイトレも調整の意欲を確認しながら。
スウィングは111円台半ば割れでの買いを意識、先週末NY市場での安値手前での買いを狙いたいところ。あっさり割り込むなど、調整意欲が強いようだとストップ。
 
 デイトレは早めに買いに回っての回転。持ちすぎず、すぐに止める意識。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」スバル舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香出版社など