雇用統計受けてドル買い強まる

忙しい人のサマリー

雇用統計受けてドル買い強まる

トランプの対中通商関連発言で買いが入る場面も
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【東京市場】トランプ発言で一気に株高円安米長期金利上昇

 ドル円は112円台後半から、トランプ発言で一気に上昇。クロス円も軒並みの上昇。日経平均が一時600円高、ハンセンが一時1000ポイント高、上海、シンセンがともに2%を超える上昇と、世界的な株高に。

 米10年債利回りが3.14%前後から3.17%台まで上昇するなど、他市場でもリスク選好の動きに。

 トランプ大統領は懸念されている通商摩擦問題について、今月のG20で予定されている米中首脳会談において、貿易合意の草案の作成を政権スタッフに命じたと報じられた。
 米中首脳会談についてはG20の場での開催自体が一時危ぶまれていた状況からの、一気の改善期待に。リスク選好の動きが広がった。

 ユーロドルポンドドルなどは値幅は小さいが買いが優勢にリスク選好の動きが先行。対円ではしっかりという流れに。

【ロンドン市場】ドル円112円台に反落

 東京市場でトランプ砲で113円台まで上昇した後、
ロンドン市場では112円台に値を落とした。

 雇用統計を前に調整が入った格好。
欧州株高の動きが続く中でしっかりも、買い切れず113円10銭近辺から112円70銭近辺と
東京市場での上昇分をいったん解消した。

 ポンドは朝方に1.30台を回復し、その後もみ合いが続いた。

【NY市場】雇用統計強く、ドル買いに

 米雇用統計が予想を大きく超える強さとなり
ドル買いの動きが広がった。

 雇用者数が25万人越え、平均時給が前年比3.1%増とかなりの好結果。

 この動きを受けて一気のドル円は113円台に。

 もっとも、6日の中間選挙を前に警戒感もあり113円台からの買いには慎重。

【本日の見通し】堅調地合いも、明日をにらむ

 堅調地合いが続く展開が期待される。
雇用統計の力強さがドル買いを支える展開に。
米金利の上昇傾向が継続、利上げペースも当面は続きそうで
来年3回から4回への見通しの押上げも意識されるほど
物価上昇圧力が強そうで
ドル高きちょぐあ継続。

 もっとも、明日の中間選挙を前に突っ込んだ買いに
今日明日は慎重な姿勢が目立つとみられる。
ドル円は113円台前半を中心とした推移か

【本日の戦略】押し目買い

 下がったところは買いに回りたいが
中間選挙まで無理なポジションを持ちたくない。
調整色が強まると押し目買いも
ポジションは軽めに、ストップもきっちり。

 中間選挙、下院で民主党が過半数を取れるかがポイントに。
直近世論調査で見ると、ぎりぎり過半数確保も、
誤差の範囲内の差が多く、非常に微妙。

 上院はほぼ共和党。
下院が民主でドル売り、下院も共和でドル買いという基本シナリオ。
ただし、米選挙は開票が時間差があり、
正式に結果が出る前に情勢見込んでの動きが先走る可能性があり
結果が出たときに反応が終わっているもしくは反転するパターンにも注意。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」スバル舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香出版社など