取引少ない中で神経質な動きに

取引少ない中で神経質な動きに

ブレグジッド交渉が焦点に。木曜に政治宣言の合意で上昇
その後調整も、週末には正式に合意案承認

【22日の市場】ポンド急伸

 NY市場が感謝祭で休場ということもあり、ドル円は様子見ムード。

 東京市場は各通貨ともに落ち着いた取引。

 その後、ロンドン市場に入って、英国とEUがブレグジット後の将来の関係についての合意の草案を公表し、一気にポンド買いが強まった。

 その後、EU当局者がジブラルタル問題や漁業問題が未解決と発言し、上昇を消す場面が見られたが、すぐにポンド買いが入る荒っぽい展開。NY勢不在で流動性が薄く、値が大きく動きやすいところ。

 ポンドドルは1.27台から1.2920台までの急騰後、いったん1.27台に戻して再び1.29に迫る荒っぽい動きに。

 ユーロはポンド連れて少し上昇も、荒れた動きに調整が入る展開。

【23日の市場】

 欧州時間に独及びユーロ圏のPMIの弱さにユーロ売りが広がる展開に。
ポンドなども売りが強まり、前日の上昇分の調整が入る格好に。
NY原油が値を落としたことで資源通貨売りの動きも広がった。

 原油安はNY市場でも続き、NY原油先物は50ドル台前半に。

 ユーロドル豪ドルドルでのドル買いもあって、ドル円はしっかりでドルは全面高基調。
前日上昇したポンドドルが一時1.28を割り込むなどの動きも。

 ドル円は当初の112円70銭割れから値を戻す格好に。

【本日の見通し】G20にらむ

 週末のG20及びその場での米中首脳会合への期待感が強い。
 週末のEU臨時首脳会議で英国のEU離脱合意案が正式に承認されて同問題への懸念が一服したことで、目先の注目が米中関係に。

 欧州通貨は週末の動きを受けて基本的にしっかり。
ドル円も堅調地合いを期待も、週末をにらんで上値での買いには慎重姿勢も

【本日の戦略】押し目買い

 押し目買いの流れ。
リスク警戒後退の動きを期待する動き。
週末のEU離脱合意正式承認は好材料だが、G20を前にドル円はある程度振幅を交えて慎重な動きになりそう。
下がったところで丁寧に買いを入れたいところ。

 デイトレも買いからの回転を意識したい。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」スバル舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香出版社など