ドル円しっかり、欧州通貨は振幅後、やや軟調

ドル円しっかり、欧州通貨は振幅後、やや軟調

米中問題依然神経質

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《12/11 火曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  113.33  1.1356  128.71
高値  113.47  1.1400  128.98
安値  113.01  1.1306  128.18
終値  113.38  1.1317  128.32
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《12/11 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21148.02 -71.48
DOW   24370.24 -53.02
S&P    2636.78 -0.94
Nasdaq  7031.83 +11.31
FTSE   6806.94 +85.40
DAX   10780.51 +158.44
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《12/11 火曜日の商品市場》
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=51.65(+0.65 +1.27%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1247.20(-2.20 -0.18%)
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《12/11 火曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
マネーストックM2(11月)08:50
結果 2.3%
予想 2.6% 前回 2.7%(前年比)

【英国】
失業率(11月)18:30
結果 2.8%
予想 N/A 前回 2.7%

ILO失業率(10月)18:30
結果 4.1%
予想 4.1% 前回 4.1%(3カ月)

ユーロ圏】
ドイツZEW景況感指数(12月)19:00
結果 -17.5
予想 -25.0 前回 -24.1

【南アフリカ】
製造業生産高(10月)20:00
結果 1.1%
予想  前回 -0.8%(-1.0%から修正)(前月比)

【米国】
生産者物価指数(11月)22:30
結果 0.1%
予想 0.0% 前回 0.6%(前月比)
結果 0.3%
予想 0.1% 前回 0.5%(コア・前月比)
結果 2.5%
予想 2.5% 前回 2.9%(前年比)
結果 2.7%
予想 2.5% 前回 2.6%(コア・前年比)

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《12/11 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【ユーロ圏】
*コンテ伊首相
EUとの予算協議で近視眼的視点を克服する必要。
欧州は成長加速と雇用創出が緊急の課題。

*トリア伊財務相
財政赤字目標が修正されるだろう。
予算に大幅な変更を加えるつもりはない。

【英国】
*英首相報道官
明日午後に閣議を開催、合意なき離脱についても協議。

【インド】
*インド政府当局者
インド中銀の新総裁にシャキティカダス氏を任命。

【ユーロ圏】
フランスのストラスブールの中心部で発砲事件

【米国】
*米3年債入札結果
最高落札利回り 2.748%(WI:2.745%)
応札倍率    2.59倍(前回2.54倍)

*トランプ大統領
何らかの方法で壁は建設する。
壁建設の予算が受け入れられないのであれば、政府機関閉鎖も。
政府機関の閉鎖は見込みたくはない。
民主党と懸命に協議している。
農業法案の暫定合意はすばらしい。
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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
失業率(11月)8:00
予想 3.9% 前回 3.9%

【豪州】
Westpac消費者信頼感指数(12月)8:30
予想 N/A 前回 2.8%(前月比)

【日本】
国内企業物価(11月)8:50
予想 -0.1% 前回 0.3%(前月比)
予想 2.4% 前回 2.9%(前年比)

機械受注(10月)8:50
予想 9.7% 前回 -18.3%(前月比)
予想 5.0% 前回 -7.0%(前年比)

第3次産業活動指数(10月)13:30
予想 0.8% 前回 -1.1%(前月比)

【シンガポール】
小売売上高(10月)14:00
予想 N/A 前回 -0.4%(前月比)
予想 1.5% 前回 1.9%(前年比)

【南アフリカ】
消費者物価指数(11月)17:00
予想 0.2% 前回 0.5%(前月比)
予想 5.1% 前回 5.1%(前年比)

実質小売売上高(10月)20:00
予想 1.5% 前回 0.7%(前年比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏鉱工業生産指数(10月)19:00
予想 0.1% 前回 -0.3%(前月比)
予想 0.7% 前回 0.9%(前年比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(7日までの週)21:00
予想 N/A 前回 2.0%(前週比)

消費者物価指数(11月)22:30
予想 0.0% 前回 0.3%(前月比)
予想 2.2% 前回 2.5%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.2%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.2% 前回 2.1%(食品エネルギー除くコア・前年比)

【インド】
鉱工業生産(10月)21:00
予想 N/A 前回 4.5%(前年比)

【カナダ】
設備稼働率(第3四半期)22:30
予想 86.0% 前回 85.5%

【ブラジル】
ブラジル中銀政策金利 13日5:20
予想 6.50% 現行 6.50%

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【東京市場】ドル円は113円台前半での推移

 ドル円は113円台前半での推移。昨日のNY市場でポンドドルでのポンド売りドル買いをきっかけにドル全面高となり、その後米株の下げ渋りなどを支えに113円台を回復したドル円。朝方は113円30銭台まで上値を試す展開となったが、プラス圏で始まった日経平均がマイナスに転じ、さらに下げ幅を広げる中で円買いが強まり、113円ちょうど近くまで売り込まれた。
 もっとも大台を辛くも維持してもみ合いに。午後に入って中国株の戻しから、日経平均も下げ幅を縮めたこともあり、ドル円も少し値を戻してもみ合いに。

 昨日、メイ首相が本日予定されていた英下院でのEU離脱協定案の採決を延期したことで売りが出たポンドは、安値からの調整が主体に。ポンドドルは昨日1.25ちょうどを試す展開が見られたが、1.25台半ばまで戻して朝を迎え、1.2580台まで回復する展開に。

【ロンドン市場】円安優勢に

 ドル円は113円台を維持してもみ合い。
東京市場の下値トライで大台を維持したことで買いが入りやすくなった面も。
 
 ユーロ円やポンド円の上昇も目立っており、
クロス円がドル円を支える格好に。

 ポンドは昨日の採決延期決定での下げからの調整が目立つ展開に。
欧州各国をメイ首相が緊急訪問しており、譲歩を引き出すのではとの期待感も。

 中国が米国産自動車関税の引き下げに動くとの思惑も
ドル円の買いさらには豪ドルの対ドル、対円での買いに。

【NY市場】ドル円の底堅さ継続

 ドル円はしっかりの展開に。

 ロンドン市場で報じられた中国が米国産自動車関税の引き下げに動くとの報道が
リスク警戒感の後退を誘いドル買い円売りに。

 欧州通貨はこの時間帯は対ドルで売りが出る流れ
ユーロドルは1.13台前半に。
ポンドドルの売りも目立っていた。

【本日の見通し】リスク警戒感後退を期待

 米中通商摩擦問題に関して神経質な展開が続く。
中国が米国産自動車関税の引き下げに向かったことは好材料も、カナダの元外交官を中国が拘束との報道が流れていることは売り材料に。

 神経質な展開が続くが113円台を昨日維持したことで下値しっかり感が広がっており、ドル円は113円台を中心にした展開が続きそう。

 英国のEU離脱問題は、20日から英議会が年末年始休みに入ることもあり、来年以降の話となりそうで、目先の影響はそろそろ収まる可能性も。
リスク要因一休みもドル円の買いを誘うか。

【本日の戦略】押し目買い

 ドル円は113円近いところを買い上げたい。
113円台半ば超えを期待を目先は50手前に売りが入っているように見られ直ぐの上昇は難しそう。

 デイトレは早めに打診買いからの上値トライを期待。
 

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中