株安継続でリスク警戒、欧州PMIの弱さも意識

株安継続でリスク警戒、欧州PMIの弱さも意識

ユーロは対ドル、対円で売りが強まる展開に

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《12/14 金曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  113.63  1.1361  129.06
高値  113.67  1.1365  129.14
安値  113.22  1.1270  127.99
終値  113.39  1.1306  128.19
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《12/14 金曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21374.83 -441.36
DOW   24100.51 -496.87
S&P    2599.95 -50.59
Nasdaq  6910.67 -159.67
FTSE   6845.17 -32.33
DAX   10865.77 -58.93
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《12/14 金曜日の商品市場》
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=51.20(-1.38 -2.62%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1241.40(-6.00 -0.48%)
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《12/14 金曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
日銀短観(2018年第4四半期)08:50
結果 19
予想 18 前回 19(大企業製造業・業況判断)
結果 15
予想 17 前回 19(日銀短観(大企業製造業・先行き))
結果 24
予想 21 前回 22(大企業非製造業・業況判断)
結果 20
予想 20 前回 22(大企業非製造業・先行き)
結果 14.3%
予想 12.8% 前回 13.4%(大企業全産業・設備投資)

設備稼働率(10月)13:30
結果 4.0%
予想 前回 -1.5%(前月比)

鉱工業生産(確報値)(10月)13:30
結果 2.9%
予想 前回 2.9%(前月比)
結果 4.2%
予想 前回 4.2%(前年比)

【中国】
小売売上高(11月)11:00
結果 8.1%
予想 8.8% 前回 8.6%(前年比)
結果 9.1%
予想 9.1% 前回 9.2%(年初来・前年比)

鉱工業生産指数(11月)11:00
結果 5.4%
予想 5.9% 前回 5.9%(前年比)
結果 6.3%
予想 6.4% 前回 6.4%(年初来・前年比)

【インド】
卸売物価指数(11月)15:30
結果 4.64%
予想 4.64% 前回 5.28%(前年比)

【ユーロ圏】
ドイツ卸売物価指数(11月)16:00
結果 3.5%
予想  前回 4.0%(前年比)
結果 0.2%
予想  前回 0.3%(前月比)

ドイツ製造業PMI・速報値(12月)17:30
結果 51.5
予想 51.7 前回 51.8

ドイツ非製造業PMI・速報値(12月)17:30
結果 52.5
予想 53.5 前回 53.3

ユーロ圏製造業PMI・速報値(12月)18:00
結果 51.4
予想 51.8 前回 51.8

ユーロ圏非製造業PMI・速報値(12月)18:00
結果 51.4
予想 53.4 前回 53.4

【香港】
生産者物価指数(第3四半期)17:30
結果 0.1%
予想 N/A 前回 3.7%(3.8%から修正)(前年比)

鉱工業生産指数(第3四半期)17:30
結果 1.2%
予想 N/A 前回 1.6%(前年比)

【米国】
小売売上高(11月)22:30
結果 0.2%
予想 0.1% 前回 1.1%(0.8%から修正)(前月比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 1.0%(0.7%から修正)(コア・前月比)

鉱工業生産指数(11月)23:15
結果 0.6%
予想 0.3% 前回 -0.2%(0.1%から修正)(前月比)

設備稼働率(11月)23:15
結果 78.5%
予想 78.6% 前回 78.1%(78.4%から修正)(前月比)

企業在庫(10月)00:00
結果 0.6%
予想 0.6% 前回 -0.2%(0.3%から修正)(前月比)

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《12/14 金曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【ユーロ圏】
*ビルロワドガロー仏中銀総裁
仏経済状況は依然として良好。
マクロン大統領のイエロー・ベスト対応措置は2019年GDPを支援するだろう。
成長見通しには多くの不透明感が広がっている。

*独連銀
2018年、19年のGDP成長見通しを引き下げ。

*バイトマン独連銀総裁
成長やインフレに下方リスクが広がっている。

*ドラギECB総裁
信頼感の持続と伴に自身の懸念は増している。
ECBは賃金は各地で上昇を見込む。
新たな財政措置ユーロ圏にとって一歩前進。
ただ、加盟国は規律を遵守することが重要。

【中国】
*中国当局
米自動車および同部品に対する報復関税を3か月間停止する。

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《本日予定されている主な経済指標》

【英国】
ライトムーブ住宅価格(12月)9:01
予想 N/A 前回 -1.7%(前月比)
予想 N/A 前回 -0.2%(前年比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏消費者物価指数・確報値(11月)19:00
予想 -0.2% 前回 0.2%(前月比)
予想 2.0% 前回 2.2%(前年比)
予想 1.0% 前回 1.0%(コア・前年比)

ユーロ圏貿易収支(10月)19:00
予想 N/A 前回 134億ユーロ(季調済)
予想 N/A 前回 131億ユーロ(季調前)

【米国】
NY連銀製造業景気指数(12月)22:30
予想 20.2 前回 23.3

対米証券投資(10月)18日6:00
予想 N/A 前回 308億ドル

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【東京市場】株安が重石に

 ドル円は113円円台半ば。前日の海外市場でのドル高を受けて113円台後半まで上昇したドル円は113円60銭台で朝の取引を迎えた。もっとも、朝から東京株式市場で売りが目だったこともあり、リスク警戒感から頭が抑えられる展開に。
 中国が二人目のカナダ人を高速との記事が重石となったほか、SQ明けで海外からのポジション調整売り強まった格好。

 もっとも、下値トライも限定的で狭いレンジでの取引に終始。ユーロドルのレンジもかなり狭く、落ち着いた動きに。

 比較的値幅が大きかったのが豪ドル。二人目のカナダ人拘束報道で、米中通商摩擦問題が広がったことが重石に。

【ロンドン市場】円高ドル高

 欧州市場では株安の動きが広がり、円高ドル高に。
クロス円の下げが厳しい展開となった。

 独仏ユーロ圏のPMIの弱さが背景。
ユーロドルが1.13を割り込み、ユーロ円も含めて下げを主導。

 仏PMIの弱さは暴動も背景として意識されており
売りを誘う格好となった。

【NY市場】株安止まらず

 株安の動きが継続、ドル円は頭の重い展開となった。
113円台半ば割れでの買いをこなし、一時113.21近辺に。
その後少し戻したものの、戻りは限定的に。
 
 PMIの弱かったユーロは朝方ロンドン市場での安値をさらに割り込んだ。
その後少し値を戻し1.13台を回復して週の取引を終えている。 

【本日の見通し】FOMCにらむ展開か

 株式市場は不安定な展開が続く。
もっとも海外市場はクリスマスを前に取引が減ってきており
勢いのある展開にはなりにくい。
 
 リスク警戒の意識が継続もレンジ取引が中心となりそう。
ドル円は113円台を中心にもみ合いが続くか。

 FOMCではメンバーによる金利見通しの引き下げが意識されており
大きなドル売り材料となるだけに、
基本的には頭の重い展開か。

【本日の戦略】戻り売り

 FOMCまでは買い上げが難しい展開に。
ドル円は113円台半ばからは売りの展開か。
114円の瀬ではいったんストップ。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中