米株安値から急速に切り返し、ドル円は111円台を回復

米株安値から急速に切り返し、ドル円は111円台を回復も

ダウ平均は600ドル超の下げから800ドル以上上げる
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《12/27 木曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  111.37  1.1353  126.43
高値  111.37  1.1454  127.10
安値  110.46  1.1352  126.00
終値  111.01  1.1430  126.93
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《12/27 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20077.62 +750.56
DOW   23138.82 +260.37
S&P    2488.83 +21.13
Nasdaq  6579.49 +25.14
FTSE   6584.68 -101.31
DAX   10381.51 -252.31
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《12/27 木曜日の商品市場》
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=44.61(-1.61 -3.48%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1281.10(+8.10 +0.64%)
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《12/27 木曜日に発表された主な経済指標》
【香港】
貿易収支(11月)17:30
結果 -450億香港ドル
予想 -400億香港ドル 前回 -445億香港ドル

【米国】
新規失業保険申請件数(12/16 – 12/22)22:30
結果 21.6万件
予想 21.6万件 前回 21.7万件(21.4万件から修正)(前週比)

コンファレンスボード消費者信頼感指数(12月)00:00
結果 128.1
予想 133.5 前回 135.7

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《12/27 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

ユーロ圏】
ECB月報
モメンタムが緩やかになり兆候があらわれている。
大規模な金融政策による刺激が引き続き必要。
下方リスクが増大してきている。

【米国】
米7年債入札結果
最高落札利回り 2.680%(WI:2.688%)
応札倍率    2.46倍(前回2.55倍)
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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
鉱工業生産(11月)8:00
予想 -0.2% 前回 1.0%(前月比)

【日本】
失業率(11月)8:30
予想 2.4% 前回 2.4%

有効求人倍率(11月)8:30
予想 1.63 前回 1.62

鉱工業生産・速報値(11月)8:50
予想 -1.5% 前回 2.9%(前月比)
予想 0.6% 前回 4.2%(前年比)

【スイス】
KOF先行指数(12月)17:00
予想 98.8 前回 99.1

【ブラジル】
失業率(11月)20:00
予想 11.5% 前回 11.7%

【ユーロ圏】
ドイツ消費者物価指数・速報値(12月)22:00
予想 0.3% 前回 0.1%(前月比)
予想 1.9% 前回 2.3%(前年比)

ドイツ調和消費者物価指数・速報値(12月)22:00
予想 0.4% 前回 0.1%(前月比)
予想 1.9% 前回 2.2%(前年比)

【米国】
卸売在庫・速報値(11月)22:30
予想 0.5% 前回 0.8%(前月比)

シカゴ購買部協会景気指数(12月)23:45
予想 61.0 前回 66.4

中古住宅販売成約指数(11月)29日0:00
予想 1.0% 前回 -2.6%(前月比)

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【東京市場】前日の上昇の調整も、後場の株高で111円台回復

 前日のNY市場での株の大幅高を受けて111円30銭台まで上昇して迎えた東京市場。日経平均が寄り付きから大きく上昇し、750円を超える上昇を見せるなど、株高の動きが続いたものの、為替市場でのドル買いは続かず。利益確定の売りが強まり、一時110円台に。
 後場に入って再び株高が強まり日経平均の上げ幅が800円を超え、TOPIXも5%を超える上昇となる中で、ドル円は111円台を回復という流れに。

 ドル円を除くとややドル安。昨日の調整が目立つ展開で、ユーロドルは1.1350から1.1390近辺に。

【ロンドン市場】株安重石

 東京昼にかけて盛り返したドル円はロンドン市場で再びの軟調地合い。
欧州株がやや軟調で頭を抑える格好に。

 米政府が中国電子機器大手ファーウェイやZTEの
米国内での使用を企業に禁止することを検討との報道が重石となった面もある。

 豪ドル円などの売りが目立つなど、リスク警戒の流れに。

【NY市場】米株の買い戻しでドル買いに

 ロンドン市場で報じられた米政府が中国電子機器大手ファーウェイやZTEの
米国内での使用を企業に禁止することを検討との報道が重石となり、
当初は米株安ドル安が進む展開。
ダウ平均は一時600ドル超の下げとなり、30銘柄すべてがマイナス圏に。
しかしい引けにかけて急速に株が戻し、
ダウが安値から800ドル以上の上昇で260ドル高で引けるなど
株高が強まったことで、ドル円は111円台を回復した。

 もっとも111円台での買いには慎重。 

【本日の見通し】株安一服でドル買い

 株安の一服感が広がった。
前々日の1000ドル超の上げと合わせて底打ち期待が広がりつつある。
連邦政府機関の一部閉鎖に関しては与野党協議がすぐに物別れになるなど
年内の解決は難しくなってきている。
リスク要因として強く意識されているが、市場は冷静な視点での対応となっている。
ただ、上値を買い上げることに慎重になる材料とはなっており
頭の重い展開も。
111円台を中心とした取引となりそう。

【本日の戦略】様子見

 昨日同様に東京市場はやや頭の重い展開に。
正月休みを前にしたポジション調整に。ドル円は111円台では売りが出る流れか。
基本は無理をせず111円ばさみのレンジを想定でデイトレは回転を意識、買いからが基本のイメージ。
持ちすぎずストップを早めに。110円台半ばを割り込むと売りが強まる可能性も。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中