ドル買い強まる展開に

ドル買い強まる展開に

米債利回りの上昇が支え、米中協議進展期待などが材料視。

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《1/18 金曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.26  1.1389  124.42
高値  109.89  1.1410  124.97
安値  109.06  1.1353  124.23
終値  109.78  1.1363  124.74
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《1/18 金曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20666.07 +263.80
DOW   24706.35 +336.25
S&P    2670.71 +34.75
Nasdaq  7157.23 +72.77
FTSE   6968.33 +133.41
DAX   11205.54 +286.92
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《1/18 金曜日の商品市場》
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=53.80(+1.73 +3.32%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1282.60(-9.70 -0.75%)
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《1/18 金曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
消費者物価指数(12月)08:30
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.8%(前年比)
結果 0.7%
予想 0.8% 前回 0.9%(生鮮食品除くコア・前年比)

鉱工業生産・確報値(11月)13:30
結果 -1.0%
予想  前回 -1.1%(前月比)
結果 1.5%
予想  前回 1.4%(前年比)

設備稼働率(11月)13:30
結果 1.0%
予想  前回 4.0%(前月比)

ユーロ圏】
ユーロ圏経常収支(11月)18:00
結果 203億ユーロ
予想 N/A 前回 268億ユーロ(230億ユーロから修正)(季調済)

【英国】
小売売上高(12月)18:30
結果 -0.9%
予想 -0.8% 前回 1.3%(1.4%から修正)(前月比)
結果 3.0%
予想 3.6% 前回 3.4%(3.6%から修正)(前年比)

【カナダ】
消費者物価指数(12月)22:30
結果 -0.1%
予想 -0.4% 前回 -0.4%(前月比)
結果 2.0%
予想 1.7% 前回 1.7%(前年比)

【米国】
鉱工業生産指数(12月)23:15
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 0.4%(0.6%から修正)(前月比)

設備稼働率(12月)23:15
結果 78.7%
予想 78.5% 前回 78.6%(78.5%から修正)

ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(1月)00:00
結果 90.7
予想 96.8 前回 98.3
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《1/18 金曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【米国】
*サンダース大統領報道官
トランプ大統領はダボス会議への米代表団派遣を中止。

*ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
ハイレベルの経済指標は力強いようだ。
労働市場のひっ迫は雇用主に独創的な考え方を強いる。

*ウィリアムズNY連銀総裁
FRBは慎重さ、辛抱強さ、良い判断が必要。
2019年のGDPは2~2.5%を見込む。
労働市場は力強い。
世界経済に関しては欧州とアジアが楽観的な見方を後退させている。
もし状況が変化すれば、バランスシート政策の評価を変更。
政府機関閉鎖と地政学的な不透明感が逆風。
データ次第で見方を調整する用意。

*ホワイトハウス
2月末辺りに米朝首脳会談の開催を予定。

【中国】
*中国国家統計局
2017年の経済成長を6367億元引き下げ、81.1兆元へ下方修正。
前年比ベースで6.9%から6.8%への下方修正。

【ユーロ圏】
*独政府報道官
メルケル独首相とメイ英首相は昨日電話会談を行った。
次のアクションは英国次第。
EU27か国はブレグジットに対して1枚岩で行動する。
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《本日予定されている主な経済指標》

【英国】
ライトムーブ住宅価格(1月)9:01
予想 N/A 前回 -1.5%(前月比)
予想 N/A 前回 0.7%(前年比)

【中国】
実質GDP(第4四半期)11:00
予想 6.4% 前回 6.5%(前年比)

鉱工業生産(12月)11:00
予想 5.3% 前回 5.4%(前年比)
予想 6.2% 前回 6.3%(年初来・前年比)

小売売上高(12月)11:00
予想 8.2% 前回 8.1%(前年比)
予想 9.0% 前回 9.1%(年初来・前年比)

【ユーロ圏】
ドイツ生産者物価指数(12月)16:00
予想 -0.2% 前回 0.1%(前月比)
予想 3.0% 前回 3.3%(前年比)

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【東京市場】株高など好感し堅調地合い続く

 前日のNY市場でムニューシン米財務長官が中国製品の関税引き下げを検討との報道に109円40銭近辺まで上昇したドル円。その後財務省が同報道を否定したことや、ポジション調整の動きなどに109円06銭を付ける場面が見られたが、その後再び上昇局面となり、後場はしっかりとした動きに。
 
 ドル円はNY市場での高値を超えて109円44銭まで上値を伸ばし、その後もみ合いとなった。

 中国株が朝から堅調地合いとなり、リスク警戒の動きが後退。日経平均も力強い動きを見せたことで、円安の動きが広がった。

 昨日一時1.3000を付けたポンドドルは1.29台後半の高値圏推移。一時1.2994まで上昇も、1.30手前の売りを崩しきれず。

【ロンドン市場】ドル高優勢

 ドル円は109円台半ばを超える動き。
米債利回りの上昇が背景にみられる。
その後の押し目も限定的で、地合いはかなり堅調。

 ユーロはもみ合い。この時間帯は動かず。

 ポンドは軟調。英小売の弱さなどが重石。
もっとも指標時の反応は鈍く
EU離脱関連への懸念も売りに。

【NY市場】ドル買い加速

 ユーロドルを中心にドル買いが加速。
ユーロドルはロンドン市場の膠着から一気に売りが出る流れに。

 米中協議の進展期待がドル全面高を誘い
ドル円も押し目がほとんど見られず109円90銭手前まで買いが進んだ。

 米決算などは弱めも売りがみられず
地合いの強さが印象的に。

【本日の見通し】ドル高円安基調継続へ

 米中協議への期待感がドル円を押し上げている。
110円手前には売り注文も残っているとみられるが、
大台超えに向けた期待感が広がっている。

 月末の劉鶴副首相の訪米待ちという流れは継続も
要人発言などで期待感が強まるようだと、あっさりと大台を超えてくる可能性も。

 メイ英首相によるEU離脱協定修正案の提示が今晩行われる見込みも
大きな変化が期待されておらず
月末に控える修正案採決への見方も厳しい。
ポンドにとっては良い材料ではないが、
離脱延期に向けた動きが広がるとの見方からポンド買いも。

本日の戦略】押し目買い

 110円手前の売りが見えているだけに高いところで買いたい流れではない。
押し目をしっかりと拾いたいところ。
出来れば109円台前半での買い下がり
デイトレは早めに買いに回って流れを確認。持ちすぎずに。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中