ドル円一時110円近辺も、その後調整

ドル円一時110円近辺も、その後調整

欧州通貨は比較的しっかり

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《1/23 水曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.37  1.1360  124.25
高値  110.00  1.1394  124.94
安値  109.33  1.1351  124.22
終値  109.60  1.1381  124.75
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《1/23 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20593.72 -29.19
DOW   24575.62 +171.14
S&P    2638.70 +5.80
Nasdaq  7025.77 +5.41
FTSE   6842.88 -58.51
DAX   11071.54 -18.57
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《1/23 水曜日の商品市場》
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=52.62(-0.39 -0.74%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1290.20(+0.70 +0.05%)
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《1/23 水曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
通関ベース貿易収支(12月)8:50
結果 -553億円
予想 -423億円 前回 -7377億円(-7373億円から修正)
結果 -1,836億円
予想 -2907億円 前回 -4922億円(季調済)

日銀政策金利 11:59
結果 -0.1%
予想 -0.1% 現行 -0.1%

全産業活動指数(11月)13:30
結果 -0.3%
予想 -0.4% 前回 1.9%(前月比)

【シンガポール】
消費者物価指数(12月)14:00
結果 0.1%
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
結果 0.5%
予想 0.3% 前回 0.3%(前年比)

【南アフリカ】
消費者物価指数(12月)17:30
結果 4.5%
予想 4.5% 前回 5.2%(前年比)
結果 -0.2%
予想 -0.2% 前回 0.2%(前月比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(01/12 – 01/18)21:00
結果 -2.7%
予想 N/A 前回 13.5%(前週比)

【カナダ】
小売売上高(11月)22:30
結果 -0.9%
予想 -0.6% 前回 0.2%(0.3%から修正)(前月比)
結果 -0.6%
予想 -0.4% 前回 -0.2%(0.0%から修正)(前月比)

ユーロ圏】
ユーロ圏消費者信頼感・速報値(1月)24日0:00
結果 -7.9
予想 -6.4 前回 -8.3(-6.2から修正)

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《1/23 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
日銀展望レポート
きわめて緩和的な金融環境や政府支出による下支え背景に2020年度までの見通し期間を通じて景気拡大局面続く
消費者物価指数プラスで推移しているが、弱めの動きが続いている
従来の見通しに比べると成長率は18年度が下振れ、19年度、20年度がおおむね不変。
物価は2019年度を中心に下振れ、原油価格の下落が主要因

日銀GDP見通し
18年度 +0.9%(+0.9%~+1.0%) 前回 +1.4%(+1.3%~+1.5%)
19年度 +0.9%(+0.7%~+1.0%) 前回 +0.8%(+0.8%~+0.9%)
20年度 +1.0%(+0.7%~+1.0%) 前回 +0.8%(+0.6%~+0.9%)
消費者物価見通し(除く生鮮食品)
18年度 +0.8%(+0.8%~+0.9%) 前回 +0.9%(+0.9%~+1.0%)
19年度 +1.1%(+1.0%~+1.3%) 前回 +1.6%(+1.5%~+1.7%)
19年度(消費税引き上げ・教育無償化政策の影響を除くケース) +0.9%(+0.8%~+1.1%) 前回 +1.4%(+1.3%~+1.5%)
20年度 +1.5%(+1.3%~+1.5%) 前回 +1.6%(+1.5%~+1.7%)
20年度(消費税引き上げ・教育無償化政策の影響を除くケース) +1.4%(+1.2%~+1.4%) 前回 +1.5%(+1.4%~+1.6%)

*黒田日銀総裁
物価上昇を遅らせてきた諸要因の解消に時間を要している。
当分の間、現在の極めて低い長短金利水準を維持する。
経済物価、金融踏まえモメンタム維持に必要な政策行う。
片岡委員が展望リポートの物価見通しの記述に反対。
原油価格下落の物価への直接的な影響は一時的。
現在の緩和を粘り強く続けることが最も適当。
株価や円相場はやや不安定な動きをみせた。
市場の動きはやや過敏だった。
経済ファンダメンタルズに大きな変化があるとはみていない。
市場動向の経済、物価への影響を注意深くみていく。
2%達成時期は大きく先送りはされていない。
米国経済は内需中心に比較的堅調。
海外経済、下方リスクが少し高まってきた。
必要あれば追加的な措置もとる。
リスクが全般的に高まっているので注意が必要。
米中貿易摩擦は長引けば双方の経済にとってマイナス。
米中の交渉進み、収束に向かうのではないか。
同調してきていた世界経済成長がまちまちになる兆候。
資本財中心に中国からの受注が減っている。
輸出も影響を受けている可能性ある、米中貿易摩擦で。
今年の注目点は春闘の賃上げと消費増税。
消費増税は正直言って大きな影響はないとみている。
現時点で大きなショックの可能性はあまりない。
リーマンショックのようなこと起こる可能性まずない。
世界経済が大きく減速する可能性は高くない。
世界経済見通しが大きく下方修正される可能性は薄い。
政策対応余地が全体的に狭まっているとは思わない。
携帯通話料引き下げは目先も物価引下げ方向に働く。
ETF購入の弾力化はリスクプレミアム上昇防ぎ意義あった。
外国人労働受け入れ、物価に大きな影響出るとは思わず。

*安倍首相 
データ流通の国際ルールづくり提唱。
日本経済のファンダメンタルズは非常に堅調。
世界経済は緩やかに回復、先行きにはリスクがある。
米中の貿易摩擦もその一つ-世界経済の先行きリスク。
変化のスピードにWTOがついていってないのも事実。
高齢化や格差の拡大は経済成長の足かせになっている。
世界経済は構造的な新たな挑戦に直面。
消費税を引き上げる環境にあると思っている。
日露平和条約あ締結されれば極東の平和と安定にプラス。
(ダボス会議で講演)

【英国】
*ブロードベント英中銀副総裁、
負債の増加ペースは負債の水準よりもベターな指標に。
中立金利は将来的に低下よりも上昇の可能性が高い。
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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
韓国中銀政策金利 時刻未定
予想 1.75% 現行 1.75%

【豪州】
失業率(12月)9:30
予想 5.1% 前回 5.1%

雇用者数(12月)9:30
予想 1.8万人 前回 3.7万人

【日本】
景気先行指数・改定値(11月)14:00
予想 N/A 前回 99.3

景気一致指数・改定値(11月)14:00
予想 N/A 前回 103.0

【ユーロ圏】
ドイツ製造業PMI・速報値(1月)17:30
予想 51.1 前回 51.5

ドイツ非製造業PMI・速報値(1月)17:30
予想 52.1 前回 51.8

ユーロ圏製造業PMI・速報値(1月)18:00
予想 51.4 前回 51.4

ユーロ圏非製造業PMI・速報値(1月)18:00
予想 51.5 前回 51.2

ECB政策金利 21:45
予想 0.00% 現行 0.00%

【米国】
新規失業保険申請件数(19日までの週)22:30
予想 21.9万件 前回 21.3万件

景気先行指数(12月)25日0:00
予想 -0.1% 前回 0.2%(前月比)

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【東京市場】ドル高円安優勢に

 ドル円は109円台前半から後半に上昇し、高値圏での推移。前日の海外市場で米中通商交渉の進展期待が後退したことなどがドル売りを誘い、ドル円は109円台前半まで値を落としたが、そのきっかけとなった事務レベル準備協議のキャンセル報道が否定されたことや、中国当局が米国産小麦の輸入拡大方針との報道などがドル買い円売りを誘った。
 
 午前中に前日の海外市場で売りが出ていた109円台半ばの水準をあっさりと上抜けると、昼には日銀展望レポートでの物価見通し引き下げなどを材料に円売りが入り、ドル円は109円台後半に。もっとも109円80銭近辺で頭を抑えられると、午後はもみ合いが続いた。

 ユーロドルは1.1360台の狭い水準でもみ合い。

【ロンドン市場】ポンド

ポンド高の動きが目立った。
ポイントの1.30をしっかりと超えて上値トライの動きが強まった。
朝方1.30超えからいったん調整が入り、
その後再びの上昇で、勢いが出た形。
目立った材料が出たわけではなく、これまでのポンド売りに対する調整が強まる格好に。

 ドル円は東京市場の流れをうけて109円台後半推移が続いた。
いったん調整の動きも109円50銭台までで、
下値しっかり感が出ている。

【NY市場】欧州通貨高ドル売り

 ドル円は序盤に110円ちょうど近くまで上昇するなど
ドル買い円売りの動きが強まる展開となった。
もっともその後は調整が入り、ドル売り円買いの動きに。
一時109円台半ばを割り込むなど、一転しての軟調地合いに。。

 欧州通貨はそれ以上の対ドルでの買い。
ユーロドルが1.14に迫るなどの動きを見せた。

【本日の見通し】110円近辺の売り委売り意欲継続

 110円近辺の売り意欲が継続。
ドル円は109円台での推移が続きそう。

 ダボス会議での黒田総裁の演説などが予定されているが
米英仏の参加がないなど今回の会議自体の注目度が低く
影響は限定的か。

 欧州通貨高の動きがどこまで続くかがポイント。
目立った材料がないだけに調整が入るようだと、クロス円の売りからドル円にも重石。
 

【本日の戦略】押し目買い

 
 いったん110円を試したことで調整が入りやすい面も。
ドル円は109円ちょうど近いところまでの調整も意識。
ただ流れは上方向。
連邦政府機関閉鎖の解除に向けた議会の動きがまとまるようだと
一気の上昇もあるだけに、下がったところでは買いに回りたい。
109円手前での買いを意識。
大台をしっかり割るといったんストップ。
デイトレは早めに買いからの回転を意識。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中