要人発言で左右も、レンジ内での推移

要人発言で左右も、レンジ内での推移

豪ドル、NABの住宅ローン金利引き下げ報道に売り
-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/24 木曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.60  1.1381  124.75
高値  109.80  1.1391  124.90
安値  109.42  1.1290  123.79
終値  109.64  1.1304  123.95
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/24 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20574.63 -19.09
DOW   24553.24 -22.38
S&P    2642.33 +3.63
Nasdaq  7073.46 +47.69
FTSE   6818.95 -23.93
DAX   11130.18 +58.64
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/24 木曜日の商品市場》
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=53.13(+0.51 +0.97%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1285.90(-4.30 -0.33%)
–+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《1/24 木曜日に発表された主な経済指標》

【韓国】
韓国中銀政策金利 9:51
結果 1.75%
予想 1.75% 現行 1.75%

【豪州】
失業率(12月)9:30
結果 5.0%
予想 5.1% 前回 5.1%

雇用者数(12月)9:30
結果 2.16万人
予想 1.8万人 前回 3.7万人

【日本】
景気先行指数・改定値(11月)14:00
結果 99.1
予想 N/A 前回 99.3

景気一致指数・改定値(11月)14:00
結果 102.9
予想 N/A 前回 103.0

ユーロ圏】
ドイツ製造業PMI・速報値(1月)17:30
結果 49.9
予想 51.5 前回 51.5

ドイツ非製造業PMI・速報値(1月)17:30
結果 53.1
予想 52.1 前回 51.8

ユーロ圏製造業PMI・速報値(1月)18:00
結果 50.5
予想 51.4 前回 51.4

ユーロ圏非製造業PMI・速報値(1月)18:00
結果 50.8
予想 51.5 前回 51.2

ECB政策金利 21:45
結果 0.00%
予想 0.00% 現行 0.00%

【米国】
新規失業保険申請件数(01/13 – 01/19)22:30
結果 19.9万件
予想 21.8万件 前回 21.2万件(21.3万件から修正)(前週比)

景気先行指数(12月)00:00
結果 -0.1%
予想 -0.1% 前回 0.2%(前月比)

EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比) 
原油 +797万(4億4503万)
ガソリン +405万(2億5962万)
留出油 -61.7万(1億4239万)
(クッシング地区)
原油 -19万(4133万)
*()は在庫総量

–+—+—+—+—+—+—+–+—+-
《1/24 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【英国】
*カーニー英中銀総裁
英中銀は2016年以降、ブレグジットに備え続けている。
英中銀はブレグジットがどのような形態をとろうとも準備している。
ハードブレグジットが発生した場合、金融政策の方向性は自動的には決まらない。
中銀には政策余地がある。
英中銀が目標とする金利のマジック水準は存在しない。
経済への刺激は続いているが、効果はそれほど強くはない。
世界経済の制限速度は下がってきている。
(ダボス会議で)

【ユーロ圏】
*クルツ・オーストリア首相
英EU離脱の延長は次回欧州議会選挙を越えるべきではない。
※次回欧州議会選挙を2019年5月23~26日に実施される予定

ECB
少なくとも2019年夏の終わりまで金利を現行水準に維持。
利上げ開始後もしばらくは再投資を継続する。

*ドラギECB総裁
声明内容を繰り返す。
最近入ってくる情報は予想よりも弱い。
地政学的な要素が指摘される。
インフレがECBの目標に収れんすることに自信。
あらゆる措置を適宜調整する用意がある。
経済見通しに対するリスクは下方向に移行。
賃金の上昇は基調インフレを下支えしている。
労働コスト圧力は幅広く強まっている。
政府は長期的な成長力を引き上げる措置を。
数人の委員が新たなTLTROについて言及。
TLTROについて決定は下さなかった。
ユーロ圏の景気後退は、公算が大きいとはみていない。

【米国】
*ロス米商務長官
米中は貿易問題の解決から何マイルも離れている。
米中は双方合意したがっている。
来週の協議に向けて用意することがたくさんある。
来週の米中協議終了後、両国とも声明を発表へ。

*クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
1月の雇用統計は上昇する可能性がある。
相当上昇する可能性も。
トランプ大統領は米中協議に楽観的。

*ペロシ米下院議長
一般教書演説が机上から無くなったのは喜ばしい。
トランプ大統領が望めばいつでも会談を行う。
–+—+—+—+—+—+—+–+—+-
《本日予定されている主な経済指標》

【シンガポール】
鉱工業生産(12月)14:00
予想 -4.9% 前回 2.8%(前月比)
予想 4.0% 前回 7.6%(前年比)

【ユーロ圏】
ドイツIfo景況感指数(1月)18:00
予想 100.7 前回 101.0

☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

【東京市場】豪ドル売り優勢に

ドル円は109円台半ばを挟んでのもみ合いが続いた。前日の海外市場で110円ちょうど近辺を付けたことで上値トライが一服も、下がったところでは買いが出る流れで、上下ともに積極的な動きを見せなかった。
 東京株式市場は小幅安も、値幅は限定的で大きな動きにつながらず。
 
 目立ったのは豪ドルの動き。9時半の豪雇用統計が雇用者数が予想よりも多く、失業率が予想外に低下と、強めに出たことでいったん豪ドル買い。もっとも、正規雇用は前月に続いてマイナスで非正規中心の増加であったことや、労働参加率が低下していたことなどのマイナス面もあり、上昇は幅限定的に。
 上値トライが一服すると、豪大手金融機関NABの住宅ローン金利引き下げ報道に一気に豪ドル売りに。長期金利低下見込みが、金利差を狙った資金流入のが減退につながるとの思惑が豪ドルの売りを誘った。
 雇用統計後に0.7140近辺から0.7160台まで対米ドルで上昇を見せた豪ドルは0.71ちょうど近くまで値を落とした。対円でも78円台半ば超えから77円80銭台に。

【ロンドン市場】ドル買い優勢

 ECB理事会を控えたユーロドルで、ユーロ売りドル買いが進行。
ドル全般の上昇につながった。
ドル円も109.80近辺まで買いが入る展開に。

 ユーロドルは1.13台前半まで。
東京市場で1.1390近辺での高値圏推移となったがその後の調整が続いた。
ユーロ圏PMIの弱さも売りにつながった。
 

NY市場】発言で一喜一憂

 ECB理事会は事前見通し通りの据え置き。
ドラギ総裁会見では、景気見通しに対するリスクは下向きに移動したなどの発言がありいったんはユーロ売りが広がった。
もっとも警戒感は見えども対応を急いでいるわけではないとの見方もあり、その後買いが入る展開に。
ほぼ同時刻に行われていたロス米商務長官の会見で米中は貿易問題の解決から何マイルも離れているとの発言がドル売りを誘う格好で、ユーロドルの買い戻しも。
 
 ドルはその後クドローNEC(国家戦略会議)議長が1月の雇用統計はかなり上昇する可能性がある、トランプ大統領は米中協議に楽観的などの発言を行い、一転して買いが入る展開に。

【本日の見通し】もみ合いから次の方向性探る

 もみ合いが続く展開。
米中通商問題に関する見通しが揺れており積極的な買いに慎重姿勢。
連邦政府機関の閉鎖解除も目途がまだ見えず上値を抑える格好に。

 110円手前の売りが頭を抑えている。

 もっとも下がったところでは買いが出るなど、地合いは堅調。
ドル円はもみ合いの中で上値トライのタイミングを計る展開が続きそう。

 

【本日の戦略】押し目買い

 レンジ取引が続いているが期待は上方向。
下がったところで丁寧に買いを入れたい。
109円台前半での買いを意識。大台を割り込むとストップ。
デイトレも買いからか。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中