英下院結果受けてポンド急落

英下院結果受けてポンド急落

ドル円FOMC,米中会合などにらみ様子見

英下院結果を受けてメイ首相は主導権確保
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《1/29 火曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.35  1.1428  124.95
高値  109.54  1.1450  125.24
安値  109.13  1.1411  124.69
終値  109.40  1.1433  125.07
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《1/29 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20664.64 +15.64
DOW   24579.96 ▲51.74
S&P    2640.00 -3.85
Nasdaq  7028.29 -57.39
FTSE   6833.93 ▲86.83
DAX   11218.83 ▲8.52
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《1/29 火曜日の商品市場》
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=53.31(+1.32 +2.54%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1315.20(+5.90 +0.45%)
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《1/29 火曜日に発表された主な経済指標》

【米国】
S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(11月)23:00
結果 4.68%
予想 4.89% 前回 5.02%(5.03%から修正)(前年比)

コンファレンスボード消費者信頼感指数(1月)00:00
結果 120.2
予想 124.0 前回 126.6(128.1から修正)
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《1/29 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*米商務省
2月8日までに予定されていた経済指標の公表を延期。
30日の第4四半期GDP速報値など対象となる。
正式な発表日時は近く公表する。

米7年債入札結果
最高落札利回り 2.625%(WI:2.622%)
応札倍率    2.54倍(前回2.46倍)

【英国】
*英議会
EU離脱問題の主導権を議会に移す修正案否決。
EU離脱期限の延期を求める修正案を否決
合意無き離脱阻止と、EUとの再交渉の修正案は可決

ユーロ圏】
*EU報道官
EUは英離脱延期を検討する用意があると述べた。
離脱合意とバックストップは再交渉されないだろう。

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《本日予定されている主な経済指標》

【豪州】
消費者物価指数(第4四半期)9:30
予想 0.4% 前回 0.4%(前期比)
予想 1.7% 前回 1.9%(前年比)
予想 0.4% 前回 0.4%(刈り込み平均・前期比)
予想 1.8% 前回 1.8%(刈り込み平均・前年比)
予想 0.5% 前回 0.3%(加重平均・前期比)
予想 1.7% 前回 1.7%(加重平均・前年比)

【ユーロ圏】
フランスGDP・速報値(第4四半期)15:30
予想 0.2% 前回 0.3%(前期比)
予想 0.9% 前回 1.4%(前年比)

ドイツGFK消費者信頼感(2月)16:00
予想 10.3 前回 10.4

ユーロ圏業況判断指数(1月)19:00
予想 0.77 前回 0.82

ユーロ圏消費者信頼感・確報値(1月)19:00
予想 -7.9 前回-7.9

ドイツ消費者物価指数・速報値(1月)22:00
予想 -0.8% 前回 0.1%(前月比)
予想 1.6% 前回 1.7%(前年比)

ドイツ調和消費者物価指数・速報値(1月)22:00
予想 -0.9% 前回 0.3%(前月比)
予想 1.7% 前回 1.7%(前年比)

【スイス】
KOF先行指数(1月)17:00
予想 96.7 前回 96.3

【香港】
小売売上高(12月)17:30
予想 1.4% 前回 1.4%(価額ベース・前年比)
予想 2.5% 前回 1.2%(数量ベース・前年比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(25日までの週)21:00
予想 N/A 前回 -2.7%(前週比)

ADP雇用者数(1月)22:15
予想 18.5万人 前回 27.1万人

中古住宅販売成約指数(12月)31日0:00
予想 0.5% 前回 -0.7%(前月比)

FRB政策金利 31日4:00
予想 2.25-2.50% 現行 2.25-2.50%

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【東京市場】豪ドル一時売りも戻す

 前日の米株安の動きもあり、朝から東京・アジアの株式市場が軟調な地合いとなり、リスク警戒での円買いが優勢に。ドル円はNY市場で付けた安値を割り込む109円13銭近辺まで値を落とす場面が見られた。もっとも、安値からは少し戻して、その後はもみ合いに。
 株安の動きも落ち着き、下げ幅を縮小する流れとなっており、全般に様子見ムードが広がった。
 朝からのドル円の値幅は23銭。午後はほとんどが109円20銭台での推移に。

 今晩英下院でのメイ首相のプランB(15日に否決されたEU離脱協定の改定案)の方向性についての承認採決を行う英ポンドは、1.31台半ばで様子見ムード。

 9時半のNAB企業景況感が4年ぶりの低水準を示し、一時売りが出た豪ドルは、午前中に下げ分をほぼ戻し、午後に入って買い戻しが優勢に。目立った材料はなく、下値しっかり感からの豪ドル買い。

【ロンドン市場】英下院待ち

 英下院での一連の採決町で様子見。
ポンドは神経質な振幅となっている。
 ドル円クロス円はしっかり。
ドル円は109円台半ばを超える場面も、超えてからの買いには慎重。

【NY市場】ポンド売り

 注目された英下院の採決は
労働党クーパー議員が提案した2月26日までに協定が承認されなかった場合、
議会がメイ首相にEU離脱期限延長の交渉を命じるプランが僅差で否決。
一方でメイ首相の修正案について、一部を変更すると支持するとの議会の意思が
賛成多数で可決という状況に。
もっともEUは即座に再交渉を否定しており不透明感が強い状況に
ポンドは大きく売りで反応した。

 ドル円はもみ合い。109円台半ばからが重い。
 

【本日の見通し】レンジ取引続く

 ドル円は様子見ムード。
今晩のFOMC、今日、明日の米中通商交渉閣僚級会議
金曜日の雇用統計などがポイントとなっている。

 基本的には109円台でのレンジ取引の中でFOMC待ちか。

 12月のFOMCで利上げに踏み切っており、
通常であれば注目度の低い今回のFOMCだが
今年からすべてのFOMCで会合後の議長会見が予定されており
パウエル議長発言が注目されている。
今後について、12月よりもより慎重な姿勢を示すとドル売りも。

 また、バランスシートの縮小についての発言などがみられるかも注目。
米紙WSJはバランスシートの縮小を想定よりも早期に終了する見通しを示している。
最終的な規模を想定よりも大きくする水準とする可能性がある。
この場合もドル売りに。

【本日の戦略】FOMC待ち

 イベントを待ちたいところ。
流れはまだ押し目買いも、大きく下げる可能性があるだけに手が出しにくい。

 デイトレは売りからの回転も、夜にはいったんストップ。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中