ユーロ、イタリアGDP、独連銀総裁発言などが重石

ユーロ、イタリアGDP、独連銀総裁発言などが重石

ドル全面安が一服。欧州通貨売りに続き、ドル円も値を戻す
-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/31 木曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.04  1.1480  125.17
高値  109.07  1.1514  125.30
安値  108.50  1.1436  124.50
終値  108.89  1.1448  124.65
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/31 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20773.49 +216.95
DOW   24999.67 -15.19
S&P    2704.10 +23.05
Nasdaq  7281.74 +98.66
FTSE   6968.85 +27.22
DAX   11173.10 -8.56
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/31 木曜日の商品市場》
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=53.79(-0.44 -0.81%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1325.20(+9.70 +0.74%)
–+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《1/31 木曜日に発表された主な経済指標》

【韓国】
鉱工業生産(12月)08:00
結果 -1.4%
予想 -0.2% 前回 -1.7%(前月比)

【日本】
鉱工業生産・速報値(12月)08:50
結果 -0.1%
予想 -0.5% 前回 -1.0%(前月比)
結果 -1.9%
予想 -2.3% 前回 1.5%(前年比)

【英国】
GfK消費者信頼感調査(1月)9:01
結果 -14
予想 -15 前回 -14

ネーションワイド住宅価格指数(1月)16:00
結果 0.1%
予想 0.0% 前回 0.5%(前年比)
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 -0.7%(前月比)

【中国】
製造業PMI(1月)10:00
結果 49.5
予想 49.3 前回 49.4

【シンガポール】
失業率(第4四半期)11:30
結果 2.2%
予想 2.1% 前回 2.1%

【ユーロ圏】
ドイツ小売売上高(12月)16:00
結果 -4.3%
予想 -0.6% 前回 1.6%(1.4%から修正)(前月比)
結果 -2.1%
予想 1.5% 前回 1.9%(1.1%から修正)(前年比)

ドイツ失業者数(1月)17:55
結果 -0.2万人
予想 -1.0万人 前回 -1.2万人(-1.4万人から修正)

ドイツ失業率(1月)17:30
結果 5.0%
予想 5.0% 前回 5.0%

ユーロ圏失業率(12月)19:00
結果 7.9%
予想 7.9% 前回 7.9%

ユーロ圏GDP・速報値(第4四半期)19:00
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.2%(前期比)
結果 1.2%
予想 1.2% 前回 1.6%(前年比)

【南アフリカ】
生産者物価指数(12月)18:30
結果 5.2%
予想 5.9% 前回 6.8%(前年比)
結果 -0.9%
予想 -0.5% 前回 0.4%(前月比)

貿易収支(12月)21:00
結果 172億ランド
予想 91億ランド 前回 33億ランド(35億ランドから修正)

【ブラジル】
雇用統計(12月)20:00
結果 11.6%
予想 11.4% 前回 11.6%(失業率)

【米国】
新規失業保険申請件数(01/20 – 01/26)22:30
結果 25.3万件
予想 21.5万件 前回 20.0万件(19.9万件から修正)(前週比)

シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(1月)23:45
結果 56.7
予想 61.5 前回 63.8

新築住宅販売件数(12月)00:00
結果 65.7万件
予想 57.0万件 前回 56.2万件(54.4万件から修正)

【カナダ】
実質GDP(前月比)(11月)22:30
結果 -0.1%
予想 -0.1% 前回 0.3%

鉱工業製品価格(12月)22:30
結果 -0.7%
予想 0.1% 前回 -0.8%(鉱工業製品価格・前月比)
結果 3.8%
予想 4.0% 前回 -11.8%(-11.7%から修正)(原材料価格指数・前月比)
–+—+—+—+—+—+—+–+—+-
《1/31 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【NZ】
格付け会社S&P
NZの格付け見通しを「ステーブル」から「ポジティブ」に引き上げ。

【米国】
*トランプ米大統領
中国との通商協議はうまくいっている。
中国は関税を上げたくない。
習国家主席と近い将来に会談する。

*トランプ大統領
非常に大きな進展あったが、米中が合意したこと意味せず。
中国の習主席から私に書簡。
中国の習主席との会談の日程は設定されてない。
中国との交渉で3月1日の期限は延長されてない。
中国の大豆購入は信頼の素晴らしい兆候。
ファーウェイは議論されなかったが、将来されよう。
中国の習主席と会う時には全てが合意されていると考える。
ムニューシン財務長官が中国を訪問するだろう。

*ライトハイザーUSTR代表
米中貿易協議で進展あったと考える。
中国との協議でさらにカバーすべき多くの問題がある。
近く中国を訪問するだろう。
中国と米国は継続的な交渉の中にある。

劉鶴副首相
ワシントンでの決定は良いものだった。

*トランプ大統領
3月1日の関税発動の期限までに中国とは合意できると考えている。
北朝鮮の金委員長との会談の日程が決まった。
詳細は来週発表する。

*バイトマン独連銀総裁
ドイツ経済に下振れリスクが広がる。
2019年は潜在成長以下に落ち込む可能性。
出口戦略には数年かかる可能性。
ただ、不必要に時間を無駄にしないことが重要。
金融政策には予想外の景気後退に対応する余裕が必要。

–+—+—+—+—+—+—+–+—+-
《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
消費者物価指数(1月)8:00
予想 0.4% 前回 -0.3%(前月比)
予想 1.3% 前回 1.3%(前年比)

【日本】
失業率(12月)8:30
予想 2.5% 前回 2.5%

有効求人倍率(12月)8:30
予想 1.63 前回 1.63

【豪州】
生産者物価指数(第4四半期)9:30
予想 N/A 前回 0.8%(前期比)
予想 N/A 前回 2.1%(前年比)

【スイス】
小売売上高(12月)16:30
予想 0.0% 前回 -0.5%(前年比)

SVME購買担当者景況指数(1月)17:30
予想 56.4 前回 57.8

【ユーロ圏】
ドイツ製造業PMI・確報値(1月)17:55
予想 49.9 前回 49.9

ユーロ圏製造業PMI・確報値(1月)18:00
予想 50.5 前回 50.5

ユーロ圏消費者物価指数・速報値(1月)19:00
予想 1.4% 前回 1.6%(前年比)
予想 1.0% 前回 1.0%(コア・前年比)

【英国】
CIPS製造業PMI(1月)18:30
予想 53.5 前回 54.2

【ブラジル】
鉱工業生産(12月)20:00
予想 -3.8% 前回 -0.9%(前年比)

【米国】
失業率(1月)22:30
予想 3.9% 前回 3.9%

非農業部門雇用者数(1月)22:30
予想 16.5万人 前回 31.1万人

ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(1月)2日0:00
予想 90.7 前回 90.7

ISM製造業景気指数(1月)2日0:00
予想 54.0 前回 54.3(54.1から修正)

建設支出(11月)2日0:00
予想 0.2% 前回 -0.1%(前月比)

☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

【東京市場】FOMC後のドル安基調継続へ

 NY夕方の米連邦公開市場委員会FOMC)の結果を受けてのドル売りが止まらない。
FOMC直後のドル安から、朝方少し回復を見せたが、ドル売りの流れが変わらず。
その後、ドル円、ユーロドルなどの主要通貨ペアでFOMC後のドル安圏を超えるドル安が進む展開となった。

 ドル円は一時108円70銭近辺まで。ユーロドルは1.1509近辺まで。FOMC直後の安値を超えても動きが加速することはなかったが、戻りもなくドル安圧力が継続する展開に。

 米債利回りが低い水準で推移しており、ドル売り圧力に。

 昨日、今日と米中閣僚級通商協議を行っている中国人民元は、朝方元買いの動きが広がり節目の6.7を割り込む動き。2018年7月以来の動き。その後は6.7ばさみ。

【ロンドン市場】ユーロ売り強まる

 ユーロ売りの動きが一気に強まりユーロドルは1.15を割り込んで売りが出る流れに。
イタリアの第4四半期GDPが前期比マイナスとなり、第3四半期のマイナスに続いたことでリセッション入り。
米FOMC後のユーロ買いの動きに調整が入ったこともあり、売りが強まる格好。

 ポンドもユーロにつれ安で欧州通貨に対するドル売りが一服。

 ドル円ではドル安円高が優勢に。
欧州情勢をにらんだリスク回避の円買いも。
ドル円は一時108円台半ば近くへ。

【NY市場】ユーロ売りの流れ

 ユーロは本来タカ派で知られるバイトマン独連銀総裁の
かなり慎重な発言に売りが出る流れとなり、
ユーロ売りドル買いの動きが継続した。

 ドル円は朝方売りが強まり108円台半ばを付けるも、すぐに戻すと
108円台後半での推移。

【本日の見通し】雇用統計にらむ

FOMC後のドル売りが短期的には一服。
影響は中長期にわたって出るとみられ、今後の警戒感は残っている状況。
米中通商交渉閣僚級会議は進展を強調も合意は特になし。
前向きながら不透明感あり、反応しにくい。

 今日はこの後の雇用統計をにらむ展開に。
予想は雇用者数+16.5万人。
前回が強かった分の反動があり、水準としてはまずまず
ただ、予想を下回り15万を割るとインパクトが出そう。
FOMCで利上げ期待が後退、
雇用も弱くなると、年後半の利下げ期待が本格化する。
この場合はドル売りが拍車がかかる可能性も。

【本日の戦略】雇用統計をにらむ展開となっている

 ドル円は安値からの回復も、戻りが鈍く、動きにくい。
中長期的には売り基調で戻りは売りも、
雇用統計をみての売りに回りたいところも。

 雇用統計は予想を下回った場合の影響が大きいとみており、
少しは売りに回っておきたい印象も、リスクが高い。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中