ドル買い優勢も110円超えの買いに慎重

ドル買い優勢も110円超えの買いに慎重

豪ドルは声明での慎重姿勢へのシフトなく前回踏襲で買いに
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《2/5 火曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.89  1.1437  125.68
高値  110.04  1.1441  125.87
安値  109.78  1.1401  125.28
終値  109.96  1.1406  125.42
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《2/5 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20844.45 -39.32
DOW   25411.52 +172.15
S&P    2737.70 +12.83
Nasdaq  7402.08 +54.55
FTSE   7177.37 +143.24
DAX   11367.98 +191.40
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《2/5 火曜日の商品市場》
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=53.66(-0.90 -1.65%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1319.20(-0.10 -0.01%)
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《2/5 火曜日に発表された主な経済指標》

【豪州】
貿易収支(12月)9:30
結果 36.81億豪ドル
予想 22.25億豪ドル 前回 19.25億豪ドル

小売売上高(12月)9:30
結果 -0.4%
予想 0.0% 前回 0.4%(前月比)

小売売上高(第3四半期)9:30
結果 0.1%
予想 0.5% 前回 0.2%(前期比)

中銀政策金利 12:30
結果 1.50%
予想 1.50% 現行 1.50%

ユーロ圏】
ドイツ非製造業PMI・確報値(1月)17:55
結果 53.0
予想 53.1 前回 53.1

ユーロ圏製造業PMI・確報値(1月)18:00
結果 51.2
予想 50.8 前回 50.8

ユーロ圏小売売上高(12月)19:00
結果 -1.6%
予想 -1.6% 前回 0.8%(0.6%から修正)(前月比)
結果 0.8%
予想 0.5% 前回 1.8%(1.1%から修正)(前年比)

【英国】
CIPS非製造業PMI(1月)18:30
結果 50.1
予想 51.0 前回 51.2

【米国】
ISM非製造業景気指数(1月)00:00
結果 56.7
予想 57.1 前回 58.0(57.6から修正)
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《2/5 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
FRB
パウエル議長とクラリダ副議長、トランプ大統領に招かれてホワイトハウスで会談。
経済見通しについて協議を行った。
議長は自身の政策見通しについては語らず。
最近の会見内容と合致した内容を話した。
今後の政策については情報次第と伝えたとしている。

*メスター・クリーブランド連銀総裁
米経済はトレンドを超える成長を続けるに対して、
もっとも可能性が高いと予想下方向に進むのであれば、
FF金利(米政策金利)は現状の水準より若干上昇する必要。
下振れリスクが具現化し、米経済が予想以上の弱いと判明し、
FRBの抱える二つの責務(雇用の最大化と物価の安定)の達成が危うくなった場合は、
見通しを調整する必要があるだろう。

【豪州】
*豪中銀声明
金融政策の現状維持は引き続き持続的な経済成長を助ける。
物価は今後2年ほど徐々に引き上げられていく。
今年3%の経済成長が中心的なシナリオ。
2020年の基礎的なインフレは2.25%
国内でやや下方リスクが拡大。
家計消費、住宅価格下落のインパクトが不確定要因。
グローバルヘッドラインインフレは低下。
失業率は今後2年ほどで4.75%に低下。

【ユーロ圏】
*メルケル独首相
ブレグジットの政治決着にはまだ時間がかかる。 バックストップの解決策は貿易協定の内容次第。 英国側が何を望んでいるのかを正確に知ることが重要。

【英国】
*メイ英首相報道官 
EUとの交渉は簡単なものとはならないだろう。
英国は3月29日にEUから離脱するべき。
アイルランドのバックストップは労働党にとっての課題だ。
議会は合意したうえでの離脱にコミット。
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《本日予定されている主な経済指標》

【ユーロ圏】
ドイツ製造業受注(12月)16:00
予想 0.2% 前回 -1.0%(前月比)
予想 -6.8% 前回 -4.3%(前年比)

【南アフリカ】
SACCI景況感指数(1月)18:30
予想 N/A 前回 95.2

【米国】
貿易収支(11月)22:30
予想 -540億ドル 前回 -555億ドル

MBA住宅ローン申請指数(1日までの週)22:30
予想 N/A 前回 -3.0%(前週比)

【カナダ】
住宅建設許可(12月)22:30
予想 -1.0% 前回 2.6%(前月比)

Ivey購買担当者景況感指数(1月)7日0:00
予想 N/A 前回 59.7

【NZ】
失業率(第4四半期)7日6:45
予想 4.1% 前回 3.9%

【ブラジル】
ブラジル中銀政策金利 未定(7日までに発表される予定)
予想 6.50% 現行 6.50%

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【東京市場】ドル高継続、豪ドルは理事会声明で上昇

 ドル円は午前中に一時110円台を付ける動きを見せた。前日のNY市場で110円10銭台まで上昇した後、利益確定の動きに109円80銭台まで値を落として迎えた東京市場。朝からドル高の動きが優勢で仲値前に110円台を付け、その後もみ合いから11時前に110円04銭近辺まで、もっとも、すぐに110円を割り込むと、110円ちょうど近辺が重くなる形で後場は調整が優勢に。
 昨日NY市場同様に109円80銭台までの押し目にとどまっており、堅調地合いは持続。

 12時半の豪中銀金融政策理事会結果発表は、事前見通し通り現状維持を決定。声明では市場が期待した慎重姿勢へのシフトが見られず、これまで通りの表現が見られたことで、豪ドル買いが広がった。豪ドルは年内の利下げ期待が一部で出てきており、今回の声明での慎重姿勢へのシフトが期待されていた。対米ドルで朝方の0.72割れから0.72台に乗せて迎えた豪ドルは、すぐに0.72台半ばに。ほとんど押し目なく後場もしっかりで0.7260台まで。

【ロンドン市場】110円近辺

 ドル円は110円近辺での推移。大台超えの場面も、そこからの買いがなくもみ合い。
株高もあり、欧州通貨でのドル高が優勢になっている。
 
 豪ドルは上昇一服も底堅い動きに。

【NY市場】110円超えに慎重

 110円超えからの買いに慎重で109円90銭近辺での推移が中心に。
109円80銭近辺では買いが入るなど、しっかりの展開が続いている。

 一般教書演説への注目が集まっていることもイベント前での様子見に。
一部で非常事態宣言を行うのではとの観測
可能性は低いという見方が強く、相場への影響は限定的。 

【本日の見通し】上値期待も、もみ合い続く

 110円台での買いに慎重な姿勢がみられ
株高などの割にはドル買い円売りが進まない。
押し目が限定的なものにとどまるなど、
上昇基調は継続しているが、値幅は抑えられている。

 今日の一般教書演説は、相場への影響は限定的か。
超党派的な協力の要請も民主党の反応は鈍いとみられる。

 110円をしっかり超えて110.20を付けてくると
流れが変わる可能性も、
そこまで超えきれるかは微妙。
特にアジア市場は休場も多く、様子見も。

【本日の戦略】演説後の動きに注意

 一般教書演説後にドル買いが強まるかが注目、
一部で警戒感のある非常事態宣言について
事前見通し通り見送られると安心感からの買いが入る可能性も。
ドル円は110円20選を超えるとレンジが変わる印象。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中