米ISM非製造業景気受けて一時112円14銭近辺まで

米ISM非製造業景気受けて一時112円14銭近辺まで

その後は112円が重くなるなど、売り意欲建材

押し目は限定的で、基調はしっかり

豪中銀据え置き、声明も目立った変化見せず

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《3/5 火曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  111.74  1.1340  126.72
高値  112.14  1.1341  126.94
安値  111.72  1.1290  126.36
終値  111.89  1.1308  126.53
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《3/5 火曜日の主要株式指数》
日経  21726.28 -95.76
DOW   25806.63 -13.02
S&P    2789.65 -3.16
Nasdaq  7576.36 -1.21
FTSE   7183.43 +49.04
DAX   11620.74 +28.08
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《3/5 火曜日の商品市場》
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=56.56(-0.03 -0.05%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1284.70(-2.80 -0.22%)
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《3/5 火曜日に発表された主な経済指標》

【韓国】
実質GDP・確報値(第4四半期)8:00
結果 1.0%
予想 1.0% 前回 1.0%(前期比)
結果 3.1%
予想 3.1% 前回 3.1%(前年比)

消費者物価指数(2月)8:00
結果 0.4%
予想 0.7% 前回 -0.1%(前月比)
結果 0.5%
予想 0.7% 前回 0.8%(前年比)

【豪州】
経常収支(第4四半期)9:30
結果 -72億豪ドル
予想 -92億豪ドル 前回 -107億豪ドル

中銀政策金利 12:30
結果 1.50%
予想 1.50% 現行 1.50%

【スイス】
消費者物価指数(2月)16:30
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 -0.3%(前月比)
結果 0.6%
予想 0.5% 前回 0.6%(前年比)

【香港】
小売売上高(1月)17:30
結果 7.1%
予想 1.1% 前回 0.1%(価額ベース)
結果 6.9%
予想 1.3% 前回 0.2%(数量ベース)

ユーロ圏】
ドイツ非製造業PMI・確報値(2月)17:55
結果 55.3
予想 55.1 前回 55.1

ユーロ圏非製造業PMI・確報値(2月)18:00
結果 52.8
予想 52.3 前回 52.3

小売売上高(1月)19:00
結果 1.3%
予想 1.3% 前回 -1.4%(-1.6%から修正)(前月比)
結果 2.2%
予想 2.1% 前回 0.3%(0.8%から修正)(前年比)

【英国】
CIPS非製造業PMI(2月)18:30
結果 51.3
予想 49.9 前回 50.1

【南アフリカ】
実質GDP(2018年第4四半期)18:30
結果 1.4%
予想 1.2% 前回 2.6%(2.2%から修正)(前期比年率)
結果 1.1%
予想 0.6% 前回 1.3%(1.1%から修正)(前年比)

【米国】
ISM非製造業景気指数(2月)00:00
結果 59.7
予想 57.4 前回 56.7

新築住宅販売件数(12月)00:00
結果 62.1万件
予想 60.0万件 前回 59.9万件(65.7万件から修正)
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《3/5 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【中国】
*中国全国人民代表大会(全人代)
中国2019年の経済成長率目標を6-6.5%と、前年の6.5%前後から引き下げ。
19年は2兆元規模の減税・社会保障料の引き下げを計画。
対米貿易協議を今後も推進。
19年の物価目標、約3%の上昇。
19年の財政赤字目標、2.76兆元、対GDP比2.8%(昨年は2.6%)
19年の国防費、7.5%増。
金融セクター開放を着実に推進する。
人民元レートの柔軟性高める。
金融市場の異常な変動を防止。
人民元を合理的均衡水準に「基本的に安定」維持する。
株式と債券、為替市場を安定維持する。
2019年は経済のレバレッジを「基本的に」安定維持へ。
レバレッジ圧縮ペースや強さに注意を払う。
預金準備率は対象を絞り、中小金融機関を追加引き下げへ。
自動車と家電消費喚起に向けた政策検討へ。
付加価値税の最高税率、3ポイントの引き下げを計画。

*中国商務相
米中は引き続き協議、合意に至るにはより多くの努力が必要。

【米国】
*トランプ米大統領
インドとトルコに関して、GSPの対象国から外す意向。
インド、公平かつ適切な市場アクセスの提供を行っている確信を得られなかった。
トルコ、途上国の域を越えて成長と多様化が進展。

*ローゼングレン・ボストン連銀総裁
自身では2019年成長に比較的楽観的。
リスクが高まっており、忍耐強い姿勢が適切。
市場は引き続き幾分かのリスク増大を織り込んでいる。
インフレは目標に近づいている。
2019年成長は2%超となる予想。
賃金圧力が上昇、インフレはきわめて良好な動き。
あと数回の会合はリスクを明確に意識したものとなりそうだ。
(事前テキスト)

米金融当局は現在は忍耐強くあるべき、インフレが抑制されている。
インフレ期待は2%程度に抑制されている。
FOMCの二大使命についてきわめてうまくいっている。
中銀にとって独立性は極めて重要。
(質疑応答)

【豪州】
*豪中銀理事会
低い政策金利は引き続き経済成長を助ける。
失業率の改善、インフレ期待の上昇は漸進的。
物価は徐々に引き上げられていく。
政策金利の現状維持が持続可能な経済成長を支える。
2018年の世界経済はトレンドを上回る上昇も、後半は鈍化した。
2019年も成長のゆっくりしたペースが持続。
こうした見通しがダウンサイドリスクの拡大に。
貿易の緊張は依然として不透明。
豪州の雇用市場は引き続きしっかり。
今年の経済成長シナリオは依然として3%前後。
シドニーとメルボルンの住宅市場動向の調整続く。
物価は低く安定的な状況が続く。

【英国】
*ハント英外務相
先月にブレグジットめぐる状況は改善した。
EU側からの前向きな兆候がみられる。
EUはメイ首相が議会で多数派を得られると認識し始めている。
英国はバックストップの保証について柔軟に対応する。
合意なき離脱は大惨事につながるだろう。

ECBと英中銀、通貨スワップ協定を締結
英中銀、英市中銀行にユーロを供給。
ECB、必要であればユーロ圏の市中銀行にポンドを供給する準備。
英中銀とともに市場の状況を緊密に監視する。

*ハモンド英財務相
ブレグジット合意できれば投資が再開するだろう。
英国では巨額の投資が押さえつけられている状況。
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《本日予定されている主な経済指標》

【豪州】
GDP(第4四半期)9:30
予想 0.4% 前回 0.3%(前期比)
予想 2.6% 前回 2.8%(前年比)

【南アフリカ】
SACCI企業景況感指数(2月)18:30
予想 N/A 前回 95.1

【トルコ】
トルコ中銀政策金利 20:00
予想 24.00% 現行 24.00%

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(1日までの週)21:00
予想 N/A 前回 5.3%(前週比)

ADP雇用者数(2月)21:15
予想 19.0万人 前回 21.3万人

貿易収支(12月)22:30
予想 -579億ドル 前回 -493億ドル

【カナダ】
国際商品貿易(12月)22:30
予想 -17.0億カナダドル 前回 -20.6億カナダドル

カナダ中銀政策金利 7日0:00
予想 1.75% 現行 1.75%

Ivey購買担当者景況感指数(2月)7日0:00
予想 N/A 前回 54.7

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【東京市場】ドル円は111円台後半

 ドル円は111円台後半推移。昨日のNY市場午後に利益確定の売りなどに111円70銭台まで値を落として迎えた5日の東京市場。その後はドル買いの基調に復し、111円台後半でしっかりとした推移。111円90銭台まで上値を伸ばしたが、112円を試す形にはならず。
 
 注目された中国の全国人民代表会議(全人代)では、経済成長目標の下方修正などが示されたが、事前予想通りということもあり、影響はほとんど見られず。
 
 12時半の豪中銀金融政策理事会は事前見通し通り金利を据え置き。声明は前回までの表現を踏襲した。このところのロウ総裁発言から、よりハト派的な声明を期待していた市場は瞬間豪ドル買いの動きも、対米ドルで10ポイントほどの動きと、値幅は限定的に。
 豪ドルはその前10時45分の中国財新サービスPMIの弱さに売られた際も、値幅は小さく、0.70台後半での推移が続いた。

【ロンドン市場】もみあい、112円を付けきれず

 ドル高基調継続もこの時間は112円を付けきれずにもみ合い。
ユーロドルなどもレンジ取引、ユーロ圏小売売上高の好結果などが買いを誘うも
ドル高基調の中で動きは限定的。
ポンドドルも1.32台が重い。

【NY市場】ISM非製造業景気指数が好結果

 1日のISM製造業景気指数の弱い結果とは対照的に
同非製造業が強めに出たことで、ドル買いの動きが広がった。
上値を抑えていた112円をいったん超えて112.14近辺に。

 もっとも111円台にすぐに調整が入ると、その後は112円が重いなど
頭の重い展開が続いている。

【本日の見通し】ドル高基調継続

 ドル高基調が継続。ドル円は直近高値を超える場面が昨日NY市場で見られた。
もっとも、米ISM非製造業景気指数の好結果を受けた買いが一服した後は
112円が重い展開に。

 今日も下値しっかり感から上値トライの流れとなっているが
112円台では売りが出そう。
じりじりと上をこなしながらの展開が続くか。

【本日の戦略】押し目買い

 112円の売りが見えているだけに
突っ込んだ買いではなく押し目を待ちたい。
ドル円は111円台後半での買い場探し。
デイトレは早めに。
スウィングは111円70銭台から少し買い下がりという印象。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中