英国のEU離脱協定、直前で修正案

英国のEU離脱協定、直前で修正案

12日採決を前にユンケル委員長とメイ首相が合意

ドル円はしっかり、110円台では買い
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《3/11 月曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  111.12  1.1238  124.88
高値  111.31  1.1258  125.20
安値  110.88  1.1222  124.48
終値  111.21  1.1245  125.05
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《3/11 月曜日の主要株式指数》
日経  21125.09 +99.53
DOW   25650.88 +200.64
S&P    2783.30 +40.23
Nasdaq  7558.06 +149.92
FTSE   7130.62 +26.31
DAX   11543.48 +85.64
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《3/11 月曜日の商品市場》
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=56.79(+0.72 +1.28%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1291.10(-8.20 -0.63%)
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《3/11 月曜日に発表された主な経済指標》
【日本】
マネーストックM2(2月)8:50
結果 2.4%
予想 2.4% 前回 2.4%(前年比)

ユーロ圏】
ドイツ鉱工業生産(1月)16:00
結果 -0.8%
予想 0.5% 前回 0.8%(-0.4%から修正)(前月比)
結果 -3.3%
予想 -3.3% 前回 -2.7%(-3.9%から修正)(前年比)

ドイツ貿易収支(1月)16:00
結果 145億ユーロ
予想 152億ユーロ 前回 143億ユーロ(139億ユーロから修正)

ドイツ経常収支(1月)16:00
結果 183億ユーロ
予想 180億ユーロ 前回 231億ユーロ(210億ユーロから修正)

【トルコ】
実質GDP(2018年第4四半期)16:00
結果 -3.0%
予想 -2.5% 前回 1.8%(1.6%から修正)(前年比)

【米国】
小売売上高(1月)21:30
結果 0.2%
予想 0.0% 前回 -1.6%(-1.2%から修正)(前月比)
結果 0.9%
予想 0.3% 前回 -2.1%(-1.8%から修正)(コア・前月比)

企業在庫(12月)23:00
結果 0.6%
予想 0.6% 前回 -0.1%(前月比)
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《3/11 月曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*パウエルFRB議長
金利政策は非常に良い状況。
トランプ大統領の批判にはノーコメント。
4年の任期を務めあげる意向、大統領は自分を解任できない。
FRB声明での辛抱強くいられるとは利上げを急がないことを意味する。
インフレがターゲットの2%を小幅上回っても過剰反応しない。
大統領の圧力で利上げを止めたわけではない。

米3年債入札結果
最高落札利回り 2.448%(WI:2.444%)
応札倍率    2.56倍(前回2.55倍)
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《本日予定されている主な経済指標》
【シンガポール】
小売売上高(1月)14:00
予想 N/A 前回 -3.4%(前月比)
予想 2.6% 前回 -6.0%(前年比)

【英国】
鉱工業生産(1月)18:30
予想 0.2% 前回 -0.5%(前月比)
予想 -1.6% 前回 -0.9%(前年比)

製造業生産高(1月)18:30
予想 0.2% 前回 -0.7%(前月比)
予想 -2.0% 前回 -2.1%(前年比)

商品貿易収支(1月)18:30
予想 -121.05億ポンド 前回 -121.02億ポンド

【インド】
鉱工業生産(1月)21:00
予想 2.0% 前回 2.4%(前年比)

【米国】
消費者物価指数(2月)21:30
予想 0.2% 前回 0.0%(前月比)
予想 1.6% 前回 1.6%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.2%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.2% 前回 2.2%(食品エネルギー除くコア・前年比)
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【東京市場】ドル円は一時円高も持ち直してもみ合い

 朝方、米株先物時間外の下げなどに押されてリスク警戒感からの円高が進行。ドル円は110円80銭台まで値を落とす場面が見られた。しかし、すぐに値を戻すと、その後はもみ合いが続いた。

 週末にエチオピア航空のボーイング737MAXが墜落。同機の墜落は半年で2回ということで警戒感が広がり、ダウ先物が時間外で一時150ドルの下げとなる中で、リスク警戒感からの円高が進行刷る展開に。もっとも中国株の堅調さなどにリスク警戒感が後退し、ドル円も値を戻した。

 その後は、もみ合いが続く展開。110円台の買いを確認し、上値も重いという展開に。

 先週末から頭の重いポンドは、対ドルで1.29台推移。早朝に1.2950トライも、少し値を戻し、東京市場は1.29台後半での推移が続いた。

【ロンドン市場】ドル円しっかり

 ドル円は111円台推移。
ユーロ円などもしっかりでリスク警戒が後退。
アジア市場での中国株高などを好感。
欧州株の堅調地合いも買いを誘っている。

 ポンドは神経質な展開も、下がったところでは買いが入る。
この時間帯は1.30ばさみでの振幅が続くなど
12日の英下院採決に向けてもみ合いが続いた。

【NY市場】ポンド上昇

 ドル円は111円台推移が続いた。

 ポンドが大きく上昇。
メルケル首相が英国に重要な提案をEUが行ったと発言したことなどから
12日の採決での合意期待となり、ロンドン市場で1.29台を付けていたポンドドルは1.31台へ。

 さらにメイ首相とユンケル欧州委員会委員長との会談が行われることが報じられ
側近から英国は修正合意を引き出したとの情報もあり一気に急騰。
1.32台後半までポンド買いに。

 詳細は不明も合意期待が広がる中でポンド買いが強まっている。

【本日の見通し】ポンド買いからの上昇期待

 英国のEU離脱協定について、本日の採決直前となって
ユンケル欧州委員会委員長とメイ英首相が修正案で合意。
バックストップについての条項の詳細はまだ不明も
議会での合意が期待できるとみられ、
一気にポンド買いが広がっている。

 この流れでドル円などもリスク警戒の動きが後退。
底堅い動きが期待されるところ。
ドル円は110円台でのしっかり差も意識されており、
111円台後半への期待感。

【本日の戦略】リスク選好の動きでドル円クロス円に買い

 大きなリスク材料であるブレグジット問題の解決が見えてきた。
秩序ある離脱という結論へ向けた動きに対する期待感もあり
リスク選好の動きに。
ドル円は111円台後半への動きが期待されるところ。
一気の上昇ではなく振幅を交える展開に、
下がったところでの買い意欲。
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中