振幅も値幅限定的

振幅も値幅限定的

雇用統計、米中通商協議の結果などを待つ展開に
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《4/4 木曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  111.49  1.1233  125.23
高値  111.68  1.1248  125.39
安値  111.34  1.1206  124.97
終値  111.66  1.1221  125.29
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《4/4 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21724.95 +11.74
DOW   26384.63 +166.50
S&P    2879.39 +5.99
Nasdaq  7891.78 -3.77
FTSE   7401.94 -16.34
DAX   11988.01 +33.61
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《4/4 木曜日の商品市場》
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=62.10(-0.36 -0.58%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1294.30(-1.00 -0.08%)
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《4/4 木曜日に発表された主な経済指標》

ユーロ圏】
製造業新規受注(2月)15:00
結果 -4.2%
予想 0.3% 前回 -2.1%(-2.6%から修正)(前月比)
結果 -8.4%
予想 -3.1% 前回 -3.6%(-3.9%から修正)(前年比)

【インド】
中銀政策金利(4月)15:15
結果 6.00%
予想 6.00% 前回 6.25%(インド中銀政策金利)

【米国】
新規失業保険申請件数(03/24 – 03/30)21:30
結果 20.2万件
予想 21.5万件 前回 21.2万件(21.1万件から修正)(前週比)

【カナダ】
Ivey購買担当者景況感指数(3月)23:00
結果 54.3
予想 N/A 前回 50.6

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《4/4 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*安倍首相
平成から令和にかけて、アベノミクスの「三本の矢」の政策を継続し、デフレ脱却を果たす。

*黒田日銀総裁
現状の金融政策が地域銀行の資金仲介機能に悪影響を及ぼさないか、しっかり点検していく。
地域銀行は十分な資金と流動性
2%の物価目標の達成には、なお時間を要する。
現状政策を維持することについて、重視すべきリスクの点検を行う。
金融情勢を十分に勘案し、粘り強く現在の金融緩和を続けていく。
引き続きデフレ脱却に向け最大限の努力続けていく。
現代貨幣理論(MMT)、極端な主張でなかなか受け入れられない。

【英国】
*英下院、合意なき離脱を阻止する議案を可決。

*英首相報道官
与野党双方の交渉チームが現在鋭意協議中。
与野党党首の会談は一方の要請でいつでも行われる。

【ユーロ圏】
*独主要経済研究所
2019年独成長見通しを0.8%に引き下げ、従来1.9%

*関係者
イタリアが2019年成長見通しを0.1%に引き下げ、従来1.0%
2019年の成長目標は0.3%から0.4%と設定。
2019年の財政赤字はGDP比2.3%から2.4%に

*3月ECB理事会議事要旨 
見通しの基調は底堅い成長が今年後半には戻るというもの。
成長が潜在的な水準に戻ると楽観視。
通商問題の緊張が高まっており不透明感が広がっている。
成長の鈍化は賃金が物価に与える影響を抑制する可能性がある。
何人かのメンバーは2020年第1四半期まで金利を据え置くとの
ガイダンスについて言及。

【米国】
*トランプ米大統領
米中通商協議と米加メキシコ協定は良い方向に進んでいる。

*トランプ大統領
中国は米国から多くの製品を購入するだろう。

*メスター・クリーブランド連銀総裁
直近のデータはまちまちで、第1四半期の成長は鈍化も。
ただ、一時的な動きで2019年は2%成長を見込む。
FRBの政策変更に緊急性はない。
成長が拡大すれば、若干の利上げが必要かもしれない。
FRBの目標を尊重して全体経済は良好に進んでいる。

*ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
今年と来年のインフレは2%を若干上回る水準を見込む。
利上げは精々今年1回と来年1回。
労働市場は依然として安定的な伸びを示している。
自身の見通しは依然としてポジティブ
今年のGDPは2%を若干上回る水準を見込む。
今は利下げを見込んでいない。
ただ、できないとは決して言わない。
しばらくは維持し情勢を見極める。
金利変更を急ぐ必要は無い。
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《本日予定されている主な経済指標》

【日本】
景気先行指数・速報値(2月)14:00
予想 97.2 前回 96.5

景気一致指数・速報値(2月)14:00
予想 98.9 前回 98.1

【ユーロ圏】
ドイツ鉱工業生産(2月)15:00
予想 0.5% 前回 -0.8%(前月比)
予想 -1.4% 前回 -3.3%(前年比)

【英国】
HBOS住宅価格(3月)16:30
予想 -2.8% 前回 5.9%(前月比)

【カナダ】
失業率(3月)21:30
予想 5.8% 前回 5.8%

雇用者数(3月)21:30
予想 1.00万人 前回 5.59万人

【米国】
失業率(3月)21:30
予想 3.8% 前回 3.8%

非農業部門雇用者数(3月)21:30
予想 17.9万人 前回 2.0万人

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【東京市場】レンジの中でのもみあい

このところのレンジの中でのもみあいが続いた。目立った動意がなく、上下ともに動きにくい。
朝方の下げから、中国・香港株などの上昇にいったんは上値を試したが111円台半ばからが重く、
その後香港株がマイナスに転じる中でドル売りが強まった。

 主要通貨は軒並みのレンジ取引で目立った方向性は生じず。

 昨日上昇を見せた豪ドルは高値圏もみ合い、メイ首相発言で一時買いが出たポンドも高値圏もみ合い。 

【ロンドン市場】調整も限定的

 若干調整が入る展開でドル円は111.34近辺まで。
明日の雇用統計を前に警戒感も。
 イタリア政府の経済成長見通し引き下げ観測報道でユーロ売りが入り、
ユーロドルとともにユーロ円が売られたことで、ドル円にも重石に。
 ポンドは振幅。保守党と労働党との協議を好感しての買いも
まだすり合わせ作業中と売りがはいる格好。
ユンケル欧州委員長が12日までに英議会が修正案合意することが延長の条件と
再度警告していることなども重石に。

【NY市場】
 新規失業保険申請件数の好結果屋米中通商協議への期待感が
ドル買いを誘い、ドル円は111円60銭台と直近高値を超える動き。
もっとも雇用統計を前に
突っ込んだ買いには警戒感もあり、
値幅的には一息。

 欧州通貨は軟調。独10年債のマイナス圏への動きや
独、伊の経済成長見通し引き下げ観測などが重石に

【本日の見通し】雇用統計次第

 前回は非農業部門雇用者数がわずか2万人増にとどまった米雇用統計が
どこまで回復するのかが注目されるところ。
前回は寒波による天候要因も大きかったとみられ
一気の回復を見せる可能性も。
予想の17万人台前後の増加であればインパクトは限定的も
基調のドル買い円売りに対する重石が外れ
来週に向けて流れが強まる可能性も。

 前回かなりぶれた数字の反動で上下ともにインパクトのある数字が出る可能性も。
前回同様に少なかった場合は特に要注意で
雇用情勢への懸念が本格化し、一気のドル売りも。

【本日の戦略】無理をせず

 雇用統計までは無理は禁物
特にアジア市場は中国・香港が清明節で休場ということもあり
動きに乏しい可能性が高い。

 雇用統計結果を確認してからの展開。
デイトレも発表前にいったんポジションを整理したほうがよさそう。                             
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中