主要通貨レンジ取引続く

主要通貨レンジ取引続く

豪ドルは中銀議事録がハト派で売りが入る場面も

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《4/16 火曜日》    
    ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  112.04  1.1304  126.65
高値  112.05  1.1314  126.68
安値  111.85  1.1280  126.20
終値  112.00  1.1281  126.36
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《4/16 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  22221.66 +52.55
DOW   26452.66 +67.89
S&P    2907.06 +1.48
Nasdaq  8000.23 +24.21
FTSE   7469.92 +33.05
DAX   12101.32 +81.04
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《4/16 火曜日の商品市場》
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=64.05(+0.65 +1.03%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1277.20(-14.10 -1.09%)
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《4/16 火曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
第3次産業活動指数(2月)13:30
結果 -0.6%
予想 -0.2% 前回 0.4%(前月比)

【英国】
失業率(3月)17:30
結果 3.0%
予想 N/A 前回 2.9%

ILO失業率(2月)17:30
結果 3.9%
予想 3.9% 前回 3.9%(3カ月)

ユーロ圏】
ドイツZEW景況感指数(4月)18:00
結果 3.1
予想 0.5 前回 -3.6

【米国】
鉱工業生産指数(3月)22:15
結果 -0.1%
予想 0.2% 前回 0.1%(0.1%から修正)(鉱工業生産指数)
結果 78.8%
予想 79.2% 前回 79.0%(78.2%から修正)(設備稼働率)
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《4/16 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*黒田日銀総裁
日本経済緩やかな拡大が続くという見通しはかなり確かなもの。
物価上昇は弱めの動き続く、目標実現に向けたモメンタムは維持。
最近は幅広い販売価格引き上げが広がる。
現状の金融緩和は粘り強く続ける。
中国経済は年後半に成長率回復が国際社会全体の見通しとなっている。
ドイツも年後半かなり急速に回復が国際社会の見方。
世界の市場は総じて落ち着いた動き、15、16年のように悪化していく可能性は低い。
ETF買い入れ、これまで大きな役割果たしてきている。
OECDが持つETFに対する懸念事項は承知。
ETF保有額は市場全体の4%にとどまっている。

【米国】
*ローゼングレン・ボストン地区連銀総裁
昨年から若干の成長鈍化も、景気活動ペースは失業率押し下げに十分な見込み。
自身の予測ではリセッション(景気後退 )は予想されない。
2%目標の達成維持を裏付けるより説得力のある証拠が得られるまで待つために、
今後の金利調整決定では辛抱強くあれる。

【ユーロ圏】
*マース独外相
英国のEU離脱期限、先日決定した10月末以降の延期はない。

*ユンケルEU委員長
10月を超える英EU離脱延長は想定していない。
10月31日までに離脱が実施されることを前提にしている。
英国にはブレグジットに関する行き詰まりを克服する時間や余地がある。

【豪州】
*豪中銀金融政策理事会(4月2日開催)議事要旨
理事会では今後利上げが必要になる可能性は低いと認識。
インフレ率が低水準にとどまり、失業率が上昇を続けた場合は利下げが適切になる。
所得の伸びの低さ、住宅価格の低迷が支出を後押しする。
近い将来に金利を調整する強い根拠はない。

【NZ】
*オアNZ中銀総裁
NZドルは心地よい水準での推移。

【英国】
*英労働党報道官
英政府との離脱協議が行き詰まっているとの報道を否定。

 ※英紙ガーディアンによると、コービン英労働党党首が「政府との協議は行き詰まっている」と発言。
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《本日予定されている主な経済指標》

【NZ】
消費者物価指数(第1四半期)7:45
予想 0.3% 前回 0.1%(前期比)

【日本】
通関ベース貿易収支(3月)8:50
予想 3677億円 前回 3349億円(3390億円から修正)
予想 -2969億円 前回 1161億円(季調済)

鉱工業生産・速報値(2月)13:30
予想 N/A 前回 1.4%(前月比)
予想 N/A 前回 -1.0%(前年比)

設備稼働率(2月)13:30
予想 N/A 前回 -4.7%(前月比)

【中国】
実質GDP(第1四半期)11:00
予想 6.3% 前回 6.4%(前年比)

鉱工業生産(3月)11:00
予想 5.9% 前回 N/A(前年比)
予想 5.6% 前回 5.3%(年初来・前年比)

小売売上高(3月)11:00
予想 8.4% 前回 N/A(前年比)
予想 8.3% 前回 8.2%(年初来・前年比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏経常収支(2月)17:00
予想 N/A 前回 368億ユーロ(季調済)

ユーロ圏貿易収支(2月)18:00
予想 N/A 前回 170億ユーロ(季調済)
予想 N/A 前回 15憶ユーロ(季調前)

ユーロ圏消費者物価指数・確報値(3月)18:00
予想 1.0% 前回 0.3%(前月比)
予想 1.4% 前回 1.4%(前年比)
予想 0.8% 前回 0.8%(コア・前年比)

【南アフリカ】
消費者物価指数(3月)17:00
予想 0.8% 前回 0.8%(前月比)
予想 4.5% 前回 4.1%(前年比)

実質小売売上高(2月)20:00
予想 0.7% 前回 1.2%(前年比)

【英国】
消費者物価指数(3月)17:30
予想 0.2% 前回 0.5%(前月比)
予想 2.0% 前回 1.9%(前年比)
予想 1.9% 前回 1.8%(コア・前年比)

生産者物価指数(3月)17:30
予想 0.3% 前回 0.6%(仕入・前月比)
予想 3.9% 前回 3.7%(仕入・前年比)
予想 0.2% 前回 0.1%(出荷・前月比)
予想 2.1% 前回 2.2%(出荷・前年比)
予想 2.2% 前回 2.2%(出荷コア・前年比)

小売物価指数(3月)17:30
予想 0.2% 前回 0.7%(前月比)
予想 2.6% 前回 2.5%(前年比)
予想 2.6% 前回 2.4%(除くモーゲージ利払い・前年比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(12日までの週)20:00
予想 N/A 前回 -5.6%(前週比)

貿易収支(2月)21:30
予想 -535億ドル 前回 -511億ドル

卸売在庫(2月)21:30
予想 0.3% 前回 1.2%(前月比)

【カナダ】
消費者物価指数(3月)21:30
予想 0.7% 前回 0.7%(前月比)
予想 1.9% 前回 1.5%(前年比)

国際商品貿易(2月)21:30
予想 -32.5億カナダドル 前回 -42.5億カナダドル

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【東京市場】豪ドルが議事録後に値を落とす

 ドル円は112円ばさみでの小動きが続いている。週明けからの膠着状況が続く展開に。3月に付けた112円14銭近辺が意識されており、112円台に乗せたところからの買いに慎重な姿勢が見られる。もっとも押し目も限定的で朝からのレンジは16銭。
 ユーロなどその他主要通貨ももみ合いが続く展開に。

 動きが見られたのは豪ドル。10時半に発表された豪中銀金融政策理事会議事録(4月2日開催分)において、利上げの可能性が低い、利下げの可能性について議論などの内容が示され、豪ドル売りが強まる展開に。対ドルで0.7170近辺から0.7140まで売り込まれた豪ドルは、その後0.7150が重くなっている。当面の金利変更には否定的も、若干ハト派的な内容という認識が広がった。

【ロンドン市場】ユーロ振幅

 朝方はユーロは1.13台で小じっかり。
ZEWの好結果なども支えとなった。
しかし一部報道で複数のECBメンバーが今年後半のユーロ圏の成長回復に懐疑的と報じられ
ユーロは売りが優勢に。
ユーロドルは1.1280近辺に。ユーロ円も126円台後半から同20銭近辺に。

 ドル円はもみ合い。112円がやや重く朝方111円85銭近辺と
東京安値を割り込むも動きはそこまで。

 英雇用統計は想定内で反応鈍い

【NY市場】ドル円もみ合い

 ドル円は112円ばさみ、112円超えでの買いに慎重も
ロンドン朝の111.85近辺で下値のしっかり感を確認で
上下とも動きが出ず。

 ポンドが軟調。目立った材料はなく調整主体か。

 ユーロドルは午後にやや軟調地合い。
1.13台が重くなり、午後に調整が入る展開に。
もっとも、ロンドン市場でのユーロ売り局面での安値近辺で下値を止められ
もみ合いに。 

【本日の見通し】レンジ取引継続

 
 レンジ取引が継続。
次の流れ待ちであるが、勢いがみられない展開が続く。
週末から来週初めは欧米がイースター休暇に入ることもあり
若干様子見ムードが広がっている面も。

 ドル円は111円台後半でのしっかり感が確認されたこともあり
いったん上値を試す展開も期待されるところ。
112円15銭をしっかりと超えてくると流れが変わるという期待も。

 中国の第1四半期GDPへの注目も。
今年の中国の景気減速懸念が強まると
世界的なリスク要因となりうるだけに要注意。

【本日の戦略】押し目買い

 押し目があまりなく取引がやりにくいが
突っ込んだ買いは避けたい。
111円台で丁寧に買いを拾いたい、
目先111円台半ば割れではストップ。
                              
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中