ドル円膠着続く、NZドル大きく振幅

ドル円膠着続く、NZドル大きく振幅

NZドルはCPIの弱さに売り、中国指標の強さに買い

豪ドル、南アランドなど資源国通貨中国指標の強さにしっかり
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《4/17 水曜日》    
    ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  112.00  1.1281  126.36
高値  112.17  1.1324  126.81
安値  111.92  1.1279  126.28
終値  112.06  1.1296  126.57
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《4/17 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  22277.97 +56.31
DOW   26449.54 -3.12
S&P    2900.45 -6.61
Nasdaq  7996.08 -4.15
FTSE   7471.32 +1.40
DAX   12153.07 +51.75
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《4/17 水曜日の商品市場》
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=63.76(-0.29 -0.45%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1276.80(-0.40 -0.03%)
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《4/17 水曜日に発表された主な経済指標》

【NZ】
消費者物価指数(第1四半期)7:45
結果 0.1%
予想 0.3% 前回 0.1%(前期比)

【日本】
通関ベース貿易収支(3月)8:50
結果 5285億円
予想 3677億円 前回 3349億円(3390億円から修正)
結果 -1778億円
予想 -2969億円 前回 1161億円(季調済)

鉱工業生産・速報値(2月)13:30
結果 0.7%
予想 N/A 前回 1.4%(前月比)
結果 -1.1%
予想 N/A 前回 -1.0%(前年比)

設備稼働率(2月)13:30
結果 1.0%
予想 N/A 前回 -4.7%(前月比)

【中国】
実質GDP(第1四半期)11:00
結果 6.4%
予想 6.3% 前回 6.4%(前年比)

鉱工業生産(3月)11:00
結果 8.5%
予想 5.9% 前回 N/A(前年比)
結果 6.5%
予想 5.6% 前回 5.3%(年初来・前年比)

小売売上高(3月)11:00
結果 8.7%
予想 8.4% 前回 N/A(前年比)
結果 8.3%
予想 8.3% 前回 8.2%(年初来・前年比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏経常収支(2月)17:00
結果 268億ユーロ
予想 N/A 前回 371億ユーロ(368億ユーロから修正)(季調済)

貿易収支(2月)18:00
結果 195億ユーロ
予想 N/A 前回 174億ユーロ(170億ユーロから修正)(季調済)
結果 179億ユーロ
予想 N/A 前回 15億ユーロ(季調前) 

消費者物価指数(確報)(3月)18:00
結果 0.8%
予想 0.8% 前回 0.8%(コア・前年比)
結果 1.0%
予想 1.0% 前回 0.3%(前月比)
結果 1.4%
予想 1.4% 前回 1.4%(前年比)

【南アフリカ】
消費者物価指数(3月)17:00
結果 4.5%
予想 4.6% 前回 4.1%(前年比)
結果 0.8%
予想 0.9% 前回 0.8%(前月比)

小売売上高(2月)20:00
結果 1.1%
予想 0.6% 前回 1.2%(前年比)

【英国】
消費者物価指数(3月)17:30
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.5%(前月比)
結果 1.9%
予想 2.0% 前回 1.9%(前年比)
結果 1.8%
予想 1.9% 前回 1.8%(コア・前年比)

生産者物価指数(3月)17:30
結果 -0.2%
予想 0.3% 前回 1.0%(0.6%から修正)(仕入・前月比)
結果 3.7%
予想 3.9% 前回 4.0%(3.7%から修正)(仕入・前年比)
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 0.3%(0.1%から修正)(出荷・前月比)
結果 2.4%
予想 2.1% 前回 2.4%(2.2%から修正)(出荷・前年比)
結果 0.0%
予想 0.1% 前回 0.2%(0.1%から修正)(出荷・コア・前月比)
結果 2.2%
予想 2.3% 前回 2.3%(2.2%から修正)(出荷・コア・前年比)

小売物価指数(3月)17:30
結果 0.0%
予想 0.2% 前回 0.7%(前月比)
結果 2.4%
予想 2.6% 前回 2.5%(前年比)
結果 2.4%
予想 2.6% 前回 2.4%(前年比・除くモーゲージ利払い)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(04/06 – 04/12)20:00
結果 -3.5%
予想 N/A 前回 -5.6%(前週比)

貿易収支(2月)21:30
結果 -494億ドル
予想 -534億ドル 前回 -511億ドル

卸売在庫(速報値)(2月)23:00
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 1.2%(前月比)

EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30 
原油   -139.6万(4億5515万)
ガソリン -117.4万(2億2796万)
留出油  -36.2万(1億2769万)
(クッシング地区)
原油   -154.3万(4445万)
*()は在庫総量

【カナダ】
消費者物価指数(3月)21:30
結果 0.7%
予想 0.7% 前回 0.7%(前月比)
結果 1.9%
予想 1.9% 前回 1.5%(前年比)

国際商品貿易(2月)21:30
結果 -29.0億カナダドル
予想 -32.5億カナダドル 前回 -30.9億カナダドル(-42.5億カナダドルから修正)
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《4/17 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*日本銀行金融システムレポート
不動産業向け貸出の対GDP比率が「赤」に転じたことを踏まえて金融安定上のリスクを分析・評価。
地域金融機関の収益力低下の背景理解のために、欧州系金融機関との収益構造を比較。
地域金融機関の収益力と自己資本比率低下の継続を踏まえ、長期化の場合の金融安定への影響をストレステスト。
大手金融機関のシステミックな重要性とデジタライゼーションについて分析。
金融仲介活動は銀行貸出を中心に引き続き積極的な状況。
金融機関の海外エクスポージャーは、貸出やクレジット商品を中心に増勢を維持。
企業・家計の資金調達環境はきわめて緩和した状態。
総与信の対GDP比率がトレンドから上方に乖離して推移。
銀行の不動産業向け貸出はなお高めの伸びを示しその対GDP比率はトレンドからの乖離幅がバブル期以来の水準。
海外貸出は全体として質の高いポートフォリオ維持。
海外金融機関との競争激化や外貨調達コストの高止まりを背景に、リスクがやや高い先への与信を増やす動きも。
金融システムは全体として安定性を維持。

*茂木経済再生相
日米通商協議、できるだけ早期の合意を目指している、
米通商拡大法232条、日米交渉が続く限り適用されないと理解している。
9月に行われた日米共同声明に沿って進めることを米通商代表と確認している。
今回から農産品、自動車を含む物品貿易の議論を開始している。
率直な意見交換をすることができており、よいスタートが切れた。
次回以降に、早期の合意に向けて、これらの議論を加速していく。
デジタル貿易については今回は議論していないが、適切な時期に議論を行っていく。
米国側からは対日貿易赤字について、赤字を減らしていきたいという話が合った。
日本側からは両国がウィンウィンになる交渉を進めたいと伝えた。
農産品については、過去の協定で約束した条件が最大限、これは日本側が超えられない一線。
為替については財務相間で議論されることになっている
来週にも通商代表と協議。

【ユーロ圏】
*ハンソン・エストニア中央銀行総裁
2019年下半期の成長回復を疑う理由はない。

*独政府
2019年GDP見通しを+1.0%から+0.5%に引き下げ。
2020年には経済の回復を見込む、+1.5%成長を想定。
貿易問題とブレグジットが独経済成長の重石。
インフレ見通し、2019年+1.5%、2020年+1.8%に。
輸出見通し、2019年+2.0%、2020年+1.8%に。
輸入見通し、2019年+3.8%、2020年+4.0%に。

*アルトマイヤー独経済相
独経済に追加景気刺激策の必要はない。
独経済には減税と官僚のコストカットが必要。
独経済は今年下半期には回復すると確信している。

*ノボトニー・オーストリア中銀総裁 
ECBは6月理事会で見通しを大幅に引き下げる可能性低い。
低金利の長期化につながるような金利階層化は導入すべきではない。
ユーロ圏経済は下半期には安定化する見込み。

【米国】
*米地区連銀報告(ベージュブック)
数地区が活動が強まったと報告。
大半が賃金上昇は緩やかと報告。
大半が熟練労働者の不足を報告。
物価は緩やかなに上昇。
大半の地区が力強い住宅販売を報告。

*ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
今年1回、来年1回の利上げがせいぜい。
19年は2%超、20年は2%付近の成長見込む。
インフレは19年も20年も2%を若干上回る程度。

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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
韓国中銀政策金利 時刻未定
予想 1.75% 現行 1.75%

【豪州】
失業率(3月)10:30
予想 5.0% 前回 4.9%

雇用者数(3月)10:30
予想 1.50万人 前回 0.46万人

【ユーロ圏】
ドイツ生産者物価指数(3月)15:00
予想 0.2% 前回 -0.1%(前月比)
予想 2.7% 前回 2.6%(前年比)

ドイツ製造業PMI・速報値(4月)16:30
予想 45.0 前回 44.1

ドイツ非製造業PMI・速報値(4月)16:30
予想 55.0 前回 55.4

ユーロ圏製造業PMI・速報値(4月)17:00
予想 48.0 前回 47.5

ユーロ圏非製造業PMI・速報値(4月)17:00
予想 53.1 前回 53.3

【英国】
小売売上高(3月)17:30
予想 -0.3% 前回 0.4%(前月比)
予想 4.5% 前回 4.0%(前年比)

【香港】
失業率(3月)17:30
予想 2.8% 前回 2.8%

【カナダ】
小売売上高(2月)21:30
予想 0.4% 前回 -0.3%(前月比)
予想 0.2% 前回 0.1%(自動車除くコア・前月比)

【米国】
小売売上高(3月)21:30
予想 1.0% 前回 -0.2%(前月比)
予想 0.7% 前回 -0.4%(自動車除くコア・前月比)

新規失業保険申請件数(13日までの週)21:30
予想 20.5万件 前回 19.6万件

フィラデルフィア連銀景況指数(4月)21:30
予想 11.0 前回 13.7

景気先行指数(3月)23:00
予想 0.4% 前回 0.2%(前月比)

企業在庫(2月)23:00
予想 0.3% 前回 0.8%(前月比)

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【東京市場】年初来高値一時更新も続かず

 ドル円は112円を挟む展開。前日の海外市場で押し目が111円85銭近辺までにとどまったこともあり、朝方は堅調な動きに。ドル円はいったん上値をトライし、直近高値を超えて3月6日に付けた今年の高値112円14銭を超え、112円17銭まで上昇。しかし、動きはそこまで。その後は調整が入り112円ばさみの展開。午後のポジション調整は111円92銭までにとどまっており、下値しっかり感も、上値追いにも慎重。
 
 今週末のグッドフライデー、来週初めのイースターマンデーとイースターがらみの休暇を前に欧米市場の動意が薄く、取引がやや消極的となっている。

 欧州通貨は堅調。ユーロドルは1.13台を回復。ポンドドルは1.3060台まで。午前の中国経済指標の好結果を受けたクロス円の買いが支え。午後に入って香港や中国の株が買い戻されたことで買い安心感も。

 豪ドルは11時の中国経済指標の好結果がサポート。中国の第1四半期GDP、3月小売売上高、鉱工業生産がいずれも予想を超える好結果となり、中国の景気鈍化懸念が後退。豪ドル、NZドルなどの資源国通貨買いを誘った。

 NZドルは大きく振幅。7時45分のNZ消費者物価指数が予想を下回り第4四半期と同じ前期比+0.1%にとどまったことがNZドル売りを誘った。市場では利下げ期待を強める材料となり、0.6770台から0.666台までの急落。その後0.67台に戻していったんもみ合い。中国の経済指標の好結果にNZドル買いが入ると、0.67台半ばに値を戻すなど、大きな振幅を見せる展開に。

【ロンドン市場】112円近辺推移

 ドル円は112円近辺で膠着している。
朝方はやや堅調な動きを見せたものの112円06銭近辺まで。
その後は112円を挟んでの狭いレンジでもみ合った。

 東京市場からロンドン朝方にかけて見られたユーロ買いの動きはその後一服。
 ユーロドルは1.1320台から1.1310ばさみでの推移に。

 ドイツ政府が2019年の成長見通しをこれまでの1.0%から0.5%に引き下げたことなどが調整を誘った。
 ドイツ政府は通商問題や英ブレグジットの影響が重石と指摘している。
来年2020年については+1.5%に持ち直すとしている。
成長見通し引き下げ見込みについてはすでに報道機関などから見込みとして報じられており
今回正式に引き下げを発表した形。
 
 
【NY市場】膠着継続

 ドル円は112円前後での膠着が継続している。
米貿易赤字は予想外の縮小を見せるなど好材料も出ているが反応は限定的なものにとどまっている。
米企業決算の堅調さもドル買い材料も
上値追いの勢いがみられず。

【本日の見通し】レンジ取引基本も、上値に期待感

 明日のグッドフライデー、月曜日のイースターマンデーで
欧米市場は長めの休暇(月曜日はNY市場は開いているが参加者は少ない)で
様子見ムードが広がっている。

 本格的な動きはイースター明けとなる可能性が高そう。

 レンジ取引の中、流れは上方向か。
米企業決算の強さ、米指標の堅調さなどがドル買いに安心感も、
米中通商協議への期待が円売りを誘う流れも継続で
ドル円は上方向へ動きへの期待が依然強い。
もっとも今日のところは112円ばさみでの推移が続く可能性が高そう。

【本日の戦略】押し目買い

レンジ取引の中、無理をせずが基本
上方向の期待もあり押し目は拾いたいところ
111円台のいいところで買いに回りたい。
デイトレは狭いレンジでの回転を基本に。
                              
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中