レンジ取引が中心

レンジ取引が中心

上値更新も109円遠い
-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《6/11 火曜日》    
   ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  108.45  1.1312  122.67
高値  108.80  1.1337  123.18
安値  108.35  1.1302  122.63
終値  108.52  1.1326  122.91
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《6/11 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21204.28 +69.86
DOW   26048.51 -14.17
S&P    2885.72 -1.01
Nasdaq  7822.57 -0.60
FTSE   7398.45 +22.91
DAX   12155.81 +110.43
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《6/11 火曜日の商品市場》
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=53.27(+0.01 +0.02%)
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1331.20(+1.90 +0.14%)
–+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《6/11 火曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
マネーストックM2(5月)8:50
結果 2.7%
予想 2.6% 前回 2.6%(前年比)

【英国】
失業率(5月)17:30
結果 3.1%
予想 N/A 前回 3.0%

ILO失業率(4月)17:30
結果 3.8%
予想 3.8% 前回 3.8%

【南アフリカ】
製造業生産高(4月)20:00
結果 2.8%
予想 0.4% 前回 0.9%(0.8%から修正)(前月比)

【米国】
生産者物価指数(5月)21:30
結果 0.1%
予想 0.1% 前回 0.2%(前月比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.1%(コア・前月比)
結果 1.8%
予想 2.0% 前回 2.2%(前年比)
結果 2.3%
予想 2.3% 前回 2.4%(コア・前年比)
–+—+—+—+—+—+—+–+—+-
《6/11 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【米国】
*ペンス米副大統領
中国に対して強硬な態度を続ける。
米国は非常に強い立場にある。
中国に対する貿易赤字が大きいというだけでなく、問題は中国の運営手法。

*トランプ米大統領
対ドルでのユーロ安は米国にとって不利。
米金融当局の金利は高過ぎる。

*米3年債入札結果
最高落札利回り 1.861%(WI:1.867%)
応札倍率    2.62倍(前回2.48倍)

*トランプ大統領
自身が合意を遅らせている一人。
今のところ中国は喉から手が出るほど合意を望んでいる。
我々は中国と合意した後、中国が合意を差し戻した。
彼らがその合意に戻らない限り私は興味がない。
G20で習近平国家主席と会談を行うことを期待。

*クドローNEC委員長
債券市場はFRBがかけ離れていることを物語っている。
トランプ大統領はドル安定に快く思っている。
トランプ大統領はドル安を呼び掛けていない。

【ユーロ圏】
*トランプ米大統領
フランスは米国産ワインに多額の税金を請求する。
これは不公平であり難からの行動を起こす。

*レーン・フィンランド中銀総裁
必要であればフォワードガイダンス強化、利下げ、QE再開も。
マイナス金利の調整もあり得る。
ECBは経済活動の一層の弱体化の場合には行動する決意。
米中貿易戦争は早期には解決しない見込み。

*独欧州担当相
EUは次の英首相が誰になっても離脱合意の再交渉には応じない。

*トリア伊財務相
政策の効果は今年の下半期から表面化するだろう。
第2四半期の経済成長は第1四半期程度の水準に。
金融の安定のコミットしていることをEUに伝えるだろう。
今年の財政赤字は予想を下回る見込み。
公共投資に対する障害を取り除いている。

*コンテ伊首相
EUの制裁手続き入りを回避することに専念。
2019年の伊財政赤字をGDP2.1%に抑制すること決定。
EUの安定化条項を尊重する。

【メキシコ】
*エブラルド外相
5日の米国との会談非常に緊張した瞬間だった。
合意に至らなかった場合は報復関税も辞さなかった。
45日以内に満足いく結果が得られなかった場合、米国と協議し新しい戦略を議論。
アフリカ・ハイチ・キューバ・ブラジルの移民が米国へ流入するためにメキシコを利用。
米国の関税シナリオ、メキシコの犠牲が大きい。
農産物の購入に関しては同意していない。

【英国】
*ブリハ英中銀委員
賃金の上昇は極めて緩慢。
英金融政策委員会は充分慎重に行動すべき。
データが本当の強さ示すまで待つべき。
リセッションが発生した時の政策対応を間違えないこと最重要。
世界経済および英経済の下振れリスクが増している。
5月四半期インフレ報告公表以降のデータには失望。

*ソンダース英中銀委員
ブレグジットがスムーズであれば一段の利上げも。
投資意欲は極めて抑制されている。
短期的な生産性の見通しは弱含んでいる。
合意なき離脱は企業投資を一層減退させよう。
政策見通しのガイダンスは極めて有用。
四半期ごとの金利見通しは提供せず、誤解を招きやすい。
「きわめて警戒」などの文言を事前に発することには疑問。
利下げはゼロ近辺まで可能だが、マイナス金利はないだろう。
必要であればQE資産購入の増額もありえる。

*ブロードベント英中銀副総裁
多くのケースで最新の英MPCの中心的な経済見通しに同意。
ブレグジットに関する英中銀の前提条件と金融市場の織り込みの間には緊張をはらんでいる。
次期総裁に名乗りを上げるのかどうかはコメントせず。
無秩序な離脱が金融安定に対する最大のリスク。
市場の想定よりも金利上昇は速くなるだろう。
ブレグジットの不透明感が払しょくされるまでは住宅投資は抑制される見込み。
合意なき離脱で明確な経済信頼感の低下があれば緩和へ。

-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
失業率(5月)8:00
予想 4.1% 前回 4.1%

【日本】
機械受注(4月)8:50
予想 -0.9% 前回 3.8%(前月比)
予想 -5.3% 前回 -0.7%(前年比)

国内企業物価(5月)8:50
予想 0.0% 前回 0.3%(前月比)
予想 0.7% 前回 1.2%(前年比)

【豪州】
Westpac消費者信頼感指数(6月)9:30
予想 N/A 前回 0.6%(前月比)

【中国】
消費者物価指数(5月)10:30
予想 2.7% 前回 2.5%(前年比)

生産者物価指数(5月)10:30
予想 0.6% 前回 0.9%(前年比)

【シンガポール】
小売売上高(4月)14:00
予想 N/A 前回 1.0%(前月比)
予想 0.3% 前回 -1.0%(前年比)

【南アフリカ】
実質小売売上高(4月)20:00
予想 1.2% 前回 0.2%(前年比)

【トルコ】
トルコ中銀政策金利 20:00
予想 24.00% 現行 24.00%

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(7日までの週)20:00
予想 N/A 前回 1.5%(前週比)

消費者物価指数(5月)21:30
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)
予想 1.9% 前回 2.0%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.1%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.1% 前回 2.1%(食品エネルギー除くコア・前年比)

【インド】
鉱工業生産(4月)21:00
予想 0.6% 前回 -0.1%(前年比)

【ブラジル】
小売売上高(4月)21:00
予想 2.1% 前回 -4.5%(前年比)

-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

【東京市場】午前中に円安優勢、その後膠着

 ドル円は仲値前後に108円30銭台から108円60銭台に上昇し、その後は108円60銭近辺で膠着した。前日のドル高円安局面が108円70銭台までで抑えられたこともあり、朝方は調整が主体も、株高の動きなどの支えられ、リスク警戒感が後退、ドル円やクロス円の買いが入る展開に。ユーロ円が122円60銭台から122円90銭台まで上昇するなどの動きも、後場は動きに乏しい展開となった。

 上海総合が1週間ぶりに2900の大台に乗せ、香港ハンセン指数が200ポイント超の上昇を見せるなど、アジア株がしっかり。中国人民銀行が機能の下げ分を解消する動きになるなど、アジア売りが一服したことがリスク警戒感の後退につながった面も。

【ロンドン市場】円売りやや遊泳

 円売りが優勢、ドル円は108円台後半推移。
昨日の高値を超える動きも見られたがこの時間帯は108.74まで。

 ポンド雇用統計の好結果で上昇。
平均賃金の伸びが予想以上、雇用者数もしっかりで買いが入ったかたち。

【NY市場】ドル円一時108.80も続かず

 ドル円は一時108.80近辺と高値更新も
そこからが続かず108円台半ば割れに。

 上値での買いには慎重で買いが続かず
10年債利回りの低下などの売りに転じた。

 ユーロドルは1.13台推移。大台の上での動きが安定も
上値買いには慎重。

【本日の見通し】レンジ取引が中心か

 レンジ取引が中心となりそう。
消費者物価指数動向次第では来週のFOMCでの利下げ期待が再燃するほか
7月の期待をもう一段押し上げる可能性もあり要注意。
とくに昨日のPPIでも見られたように全体の数字は弱めの数字が見込まれる。

 ユーロドルが1.13台で安定しており
ドル安基調が継続していることもドル全面安基調に寄与する可能性。
ポンドドルも1.27台に乗せてきており、ドル安感が強い。

【本日の戦略】戻り売り

 ドル円は比較的しっかりも、
上がったところでは売りに回りたい。
109円台にしっかり乗せるとストップで
スウィングは108円台を売り上がりも。
デイトレは早めの売りからの回転意識。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中